離婚こそが幸せな結婚生活への近道なのでしょうか?都道府県データから読み解いてみる
- 2017/12/10
- ライフスタイル・娯楽
- 765view
- 結婚/育児
- 夫婦
- 家庭
- 家族
- 日本
- 結婚
- 離婚
都道府県データ
「日本でいちばん幸せな夫婦が多い県はどこか?」というテーマで全国13万人超にアンケートを取った結果が発表されていました。以下ベスト10を抜粋しますと
1.宮崎県
2.東京都
3.沖縄県
4.鹿児島県
5.神奈川県
6.福岡県
7.京都府
8.高知県
9.熊本県
10.埼玉県
(出典:結婚の幸福度指数QOM)
という結果になっています。ちなみに全都道府県中最下位は鳥取県になっており、ワースト10以内には日本海側の県が多い傾向にあるようです。
そして上記のベスト10を見てみると、関東圏が3県、九州・沖縄圏が4県、四国、関西圏がそれぞれ1県づつと、九州・沖縄圏の多さが目に付く結果になっています。温暖で物価が安く、食べ物が美味しいから?なんて筆者は単純に考えてしまうのですが、上記のアンケート内容とは真逆のデータを見てみることによって、ある『恐ろしい』仮説が浮き上がってきたりするのです。
離婚率データ
それは都道府県別に見た離婚率の高い県のデータです。これによれば
1.沖縄県(3位)
2.北海道(25位)
3.大阪府(16位)
4.宮崎県(1位)
5.福岡県(6位)
6.和歌山県(18位)
7.高知県(7位)
8.東京都(2位)
9.鹿児島県(4位)
10.熊本県(9位)
※カッコ内は幸せ夫婦データランキング
(出展:マイナビウーマン)
と、いう結果になっており、ここでも九州・沖縄地区の多さが目に付きます。
え? ちょっと待てよ。と、いう事は離婚率の高い県の夫婦のほうが結婚生活に対する満足度が高い傾向にあるって事? それっていったいどういう事よ? と筆者ならずともお感じになるのではないでしょうか。
一概には言えない
もちろん一概に申し上げることはできませんが、九州・沖縄地方の件は、比較的離婚に対する精神的な障壁が低く、より理想のパートナーを求めやすい環境にある為、それがすなわち夫婦間の精神的な充足に繋がり、結果、結婚生活に対する満足度が高くなっている、という事は申し上げられるのではないか、と思います。
確かに長年連れ添った夫婦なりの幸福感といったものも存在しているのは事実ですが、あえて誤解を恐れずに申し上げるのならば何とかと奥さんは若いほうがいい、という不謹慎な格言はある意味心理を突いているのかもしれません。
以上、参考にしていただけましたら幸いです。