発達障害の子供を捨てたいと悩む妻の支え方

  • 2017/08/29
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発達障害の子供とその母親

発達障害の子供とその母親

発達障害と診断される子供が増え、現代では1クラスにつき2~3人は発達障害の可能性があるといわれています。発達障害を持つ子供たちは、イジメに遭いやすく、友達が作りにくかったり、先生から目を付けられやすく、不当な評価を受けやすかったりします。

当然、子供自身はこの状況を乗り越えるか、耐えるか、逃げるかをして、やり過ごすことになりますが、これを支える母親の負担も尋常ではありません。特に発達障害と診断された時期が早ければ早いほど、母親は子供を連れて病院や療育に通い詰めることになりますが、子供と出歩くだけでも思い通りにはいかず、目的地に到着する頃には母子共にクタクタということも珍しくはないのです。

また、日常的にも苦労が多く、子供が目立つタイプの子であれば、その行動を教員から繰り返し咎められ、担任から何度も呼び出される保護者もいますし、逆に子供がイジメを受けやすいタイプの子であれば、学校でイジメた側の保護者と対峙しなければならない場面もあります。

 

妻が崩壊する子供の思春期

妻が崩壊する子供の思春期

発達障害の子供の思春期は、子供を支える母親にとって最大の至難かと思います。今まで懸命に支えてきた子供が、なにかにつけて歯向かってきたり、母親である自分の存在を否定してきたり、暴れたりすることもあるからです。子供の体が小さかった頃は、子供が暴れても大きな事故になったりはしなかったと思いますが、体が大きくなり力もついてくると、家の中のものを壊されることもあれば、子供から暴力を振るわれる母親もいます。

このような時期になると、これまで懸命に子供のことを支えてきた、自分自身の存在は一体なんだったのかと悩む母親も出てきます。そして、そのような期間が長くなることで、疲れきり、子供を捨てたい、どこかに預けたいと、願ってしまうような精神状況になることもあります。

このようなとき、子供の母親が頼れるのは、父親である夫しかいません。普段は仕事で忙しかったり、子供の状況を受け止めることが出来ずに妻任せであったとしても、この期間を乗り越えるためには、もはや父親が動くしかないのです。

 

父親が行いたい収束に向けたフォロー

父親が行いたい収束に向けたフォロー

男性の中には、思春期の真っ只中に家の壁に穴を開けたというような経験を持つ人や父親と殴り合いをした思い出を持つ人もいるかもしれません。でも、そのようなことは、長くても数年のことで、いずれはその期間から脱するということを経験として理解されていることかと思います。

当然、思春期である子供を家から追い出すことはベストとはいえません。例え発達障害であったとしても思春期は成長過程のひとつですから、うまく支援していくしかないからです。ただし、日常的に子供のために尽くしてきた妻の苦労も忘れてはいけません。

子供が妻に対して悪態をつく場合には、2人を一時的に引き離し、クールダウンできるような時間を作ることが大切です。家の中でも外でも、気持ちを静めることができるような場所を確保しておくと良いでしょう。家族全員で同じ場所にいるようなときには、妻も子供も平等に支援することが大切です。発達障害の子供は自己肯定感が低くなりがちなので、子供を怒るのではなく支援する気持ちを持って接しましょう。

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