熟年夫婦のこれからの付き合い方
- 2017/08/18
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これからの時代の熟年夫婦
男性も女性もこれからの時代は体が動く限り働かなければいけません。私たちが子供の頃であれば祖父母は60歳や65歳でリタイアし、その後は年金生活で悠々自適だったと思いますが、今では一体いつまで働けばいいのかと悩んでいる人も多いことでしょう。
子供のいない夫婦や子供が独立した夫婦であれば、会社を早めに退職し、退職金で起業したり地方に移住したりするような選択もあるかと思います。会社もいつ倒産するかわからない状況ですから、好きな場所で自分のペースに合わせて働いていたほうが健康的かつ幸せに暮らせるのかもしれません。
とはいえ子供のいる夫婦だと、また状況は異なります。高校卒業後にひとり暮らしをしながら大学等に通っていた子供が、就職前後に実家に戻ってくることはよくあることだからです。思うようにお金が稼げない人も多く、一生独身のまま過ごす人も多い若者世代ですから、親ものんびりとは暮らせません。
夫婦で挑戦する大人の学び
色々心配事もありますが、これからも夫婦で人生を歩んでいけるということは、とても心強いものです。最近は夫婦で旅行などのレジャーを楽しむだけではなく、大学のキャンパスで行われる社会人学校に通ってみたり、カルチャースクールに立ち寄ってみたりと、2人一緒に大人の学びに参加する人も増えています。このような学びの場では、学びの終りに飲み会が待っていることが多く、それも含めて学生時代に戻ったような気持ちになれます。また、夫婦共通の新しい友人ができるのも、楽しみのひとつです。
夫婦として、刺激が減っていく熟年期ですから、なにかしらのイベントを自分たちの手で企画しなければ、充実した時間を過ごすことはできません。もちろん、イベントは夫婦揃って、同じ時期、同じ場所で開催する必要もありませんが、できれば同時期になにか企画して、顔を合わせたときに、互いに経験したことを語り合う時間があると、素敵かなと思います。
熟年夫婦のスキンシップ
性行為は何歳になってからもできるといわれていますが、すでにセックスレス続きなのに無理矢理何かをしようとする必要もありませんよね。でも、せめてスキンシップをしてみませんか。スキンシップはお互いの健康のためにも大切です。触れ合うことで、相手の体の変化を感じることもできますし、ホルモンバランスや自律神経を整えるのにも役立ちます。
たまには、疲れを癒すマッサージをし合ったり、2人でストレッチをしてみてもいいかもしれません。頭から肩までのマッサージで顔が若々しくなることもあるので、自分や妻の顔のシワやたるみが気になりだしたら、ネットでマッサージに関する動画を探して、実践すると良いでしょう。
スキンシップという言葉を意識すると、なかなかハードルは高いと思いますが、自然に相手に触れ合うものと考えれば、マッサージやストレッチ以外にもダンスやボードゲームなどさまざまなアイデアが生まれると思います。