ふと感じる

毎日仕事で遅くまで頑張っている。ひょっとしたら会社によっては残業代もフルに給されない状況の方もいらっしゃるかもしれません。どれでも仕事に対する責任や義務に突き動かされ、頑張る……。
そして、ふと気が付いてみると、確かに職場では頼れる上司としての立場を確立できたアナタも、家庭に返ってみると奥様やお子さんの態度が、「アレ、何か変だな？」「俺って、家庭で頼られてる？」「必要とされてる？」などと疑問に感じたことはありませんか？

原因は？

皆さんが仕事の上で部下からの信頼を得る為に普段から気を付けていることは何でしょう？　おそらくコミュニケーションというものが人間関係の構築に置いて非常に大きなウェイトを占めているのではないか、と思います。
では、奥様とはどうですか？　最近、会話をしていますか？　家には寝に帰るだけ。疲れているんだから、家に帰ってまで気を使いたくない、その辺りはカミさんもわかっているはずだ。こんな方が多いのではないでしょうか？
コミュニケーションが減ってくれば、たとえ夫婦の間であっても目に見えない溝が深くなってくるのは避けられません。

子供も

家庭内に置いて主導権を握っているのは多くの場合、奥様です。特にお子様のいる家庭などでは、ご主人様よりも奥様と一緒にいる時間が圧倒的に長いわけです。さきほどのコミュニケーションの重要性を考えても、お子様の奥様に対する信頼度は残念ながらご主人様のそれよりも遥かに高いのは止むを得ませんよね。
奥様と皆さんのコミュニケーションが少なくなってしまっている状況では、奥様の考え方がそのままお子様の考え方になる傾向があります。奥様がほとんど家に寝に帰ってくるだけのアナタを、必要以上に頼らなくなってしまえば、お子様もアナタに対して同じ態度を遅かれ早かれとるようになってくるはずです。

こまめに連絡を

ひとまず、このような状況に何となく陥っているな、とお感じのアナタ。、まずは今から帰る、何時ごろに帰る、という基本的なところからアクションを起こしてみませんか？「何だよ、そんな細々したことをいちいち連絡してるのか。気を使い過ぎなんだよ」などという先輩方のご意見はひとまず無視です。そういう先輩方も部下との信頼関係構築のためには、いろいろとコミュニケーションに心を砕いているはずなのですから。
以上、参考にしていただけましたら幸いです。