晩婚化の一因?低収入だと結婚できないって本当?
- 2016/07/13
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低収入の既婚率は1割にも満たないけど
男女とも晩婚化が進み、40代になっても独身でいる人が多くなりました。その理由はさまざまですが、男性側には「低収入」が障害になって結婚できないという声が目立ちます。
内閣府による30代男性の収入別による既婚率でも、300万円未満は10%を下回っています。本当に低収入では結婚できないのでしょうか。
結婚して貧乏から脱出できる可能性がある
確かに女性が結婚相手に希望する年収は、400万円以上と言われています。ゆとりある人生を歩み、子供に不自由させないためには、これくらい必要なのかもしれません。けれども、夫婦2人で同じだけ稼ぐなら、1人あたり年収200万円で済みます。そう考えると低収入で悩む男性ほど、結婚した方が今より豊かな生活を送れる可能性があるのです。
結婚するメリットは他にもあります。例えばどちらかの扶養に入れば税金や健康保険料を節約できます。1つの部屋に住めば、家賃や光熱費も抑えられるでしょう。浮いたお金を貯金したり、レジャーや旅行、外食に回せるかもしれません。低収入だから結婚しないのではなく「結婚して2人一緒に貧乏から脱出する」と前向きに考えた方が良いでしょう。
無いからこそお金は大事にしよう
ただしお金が無いほど、できることは限られてしまいます。若い世代ほど、こうした余裕の無さが原因で離婚する夫婦が多いのです。結婚前には、お互いがどのような夫婦生活を送りたいのか、しっかり話し合って価値観を一致させましょう。
特に将来、子育てをするなら、出産に伴って収入が1人分に減ったり、教育費などの出費が新たに加わります。ファイナンシャル・プランナーなどの専門家に相談して、こうしたライフイベントに伴う収支の変動や、その時々で必要な貯金額を確認しておくと安心です。
また、共働きを前提に結婚する以上、相手に任せっきり・頼りっきりではいけません。家事を率先して協力するのはもちろん、無駄遣いを止めて今の収入でも貯金できるほどの生活力は身につけておきたいところです。
男性の結婚は低収入だけで左右されない
このように、低収入だから結婚できないというわけではありません。それをカバーできる魅力があれば相手は見つかり、夫婦生活も豊かにできます。結婚願望があるなら、もっと胸を張ってアプローチしましょう。
参考:
年収300万円だからこそいい “プア充”提唱者が語る、女性が本当に幸せになれる結婚とは?|ウートピ
【女子SPA!】「年収300万円の男性」は結婚の対象外か?
〝高収入激務男子〟と〝低収入仕事頑張りすぎない男子〟結婚するならどちらが幸せ? – 独女通信