あなたはどう?昭和のオヤジってこんなに面白いんだぜ!

  • 2019/03/10
  • ライフスタイル・娯楽
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今、見直してほしい昭和のオヤジ

今、見直してほしい昭和のオヤジ
中年のイメージしか浮かばない昭和のオヤジの対義語とされていそうなのが、若者のイメージしか浮かばない平成っ子でしょう。
生まれた元号が変わった瞬間を境に、いきなり若者扱いしてしまったりすることもありがちなことでしょう。
それはそれだけ平成っ子に比べて昭和オヤジには、イメージ的に強烈なインパクトがあるからです。
決してそのすべてが望まれることでも無いでしょうが、面白さに絞ってみれば良くも悪くも確かに面白さは半端ないと言えるのかもしれません。
その実情を探ってみました。

 

平成っ子の育った時代環境

やはり社会を支えるのは経済事情でしょう。
昭和末期に始まったバブル経済は平成に入ってピークを迎えました。
想像するにその頃、生まれた子供は物心がついた頃にはバブルのバの字の恩恵も受けてはいないはずです。
そしていつまでも当たり前のように続いたデフレ社会こそが社会の全てだったのです。
子供から青年へそして成人し、さらに年を取っても取るほど負のスパイラルにさらされるばかりでは、将来の夢とか希望とかあるのが不自然とも言われかねない状況だったのです。
大げさに言えば、社会にはすっかりマイナスイメージを植え付けられているとまで言えるかもしれないのです。

 

圧倒的に激しかった昭和の時代変化

昭和と一口に言っても60年以上の長い歴史があります。
今や昭和生まれの方は、どんなに若くても30歳以上となってしまいました。
長くて暗い戦時中から戦後の混乱期を経て本格的な復興が始まると、見える社会は前進あるのみだったのです。
頑張れば頑張るほどに成果が目に見える時代は、人を活気づけるには最高の環境だったと言えます。
経済情勢の急激な発展だけでなく個人の自由や平等の恩恵を受け始めたのも、戦後になってからが本格的になったのです。
この戦後の40数年間は、日本が誕生して以来の歴史的に濃い時代だったのです。

・どうして面白いのか
昭和の時代を背景にした面白いオヤジを言葉で短い文面で表現するのは大変です。
それだけ幅も広ければ奥も深いのです。
日本が戦後、世界で躍進してきたのは強大な組織力があるとされています。
そこに押し潰される個性もあったでしょうが、その中で自分をアピールできなければ生きていけなかったとま言える側面があったのです。
そこで否が応でも何か自分だけの面白さは必須のものとばかりに生きて来たとも言えます。
中には活気があり余って迷惑なエネルギーを周囲にまき散らすばかりの、確かに変なオヤジも未だにいたりして驚かせることもあります。
ですが、そんな人がいるだけ社会の許容度に大きな振り幅があったのだと思われます。

 

こんな人たちの流れに乗っている

好みは分かれるでしょうが、面白さで著名な人を何人か挙げてみます。
もちろんほんの一部の人だけですが、それでも今ではなかなか新たに登場しづらい人たちであろうことは想像できるのではないでしょうか。
おそらく身の周りにたくさんいる昭和のオヤジと呼べる人たちが、少なからず影響を受けている人たちでもあることでしょう。

・植木等
「そのうち何とかなるだろさ」と言うキャッチフレーズが売りのお笑い芸人でしたが、現代の若者には受け入れ難い気構えかもしれません。
それが許された時代の象徴的な人物でしょう。

・いかりや長介
加藤茶、志村けんなどのメンバーを束ねていたお笑い界の大御所でした。
ネタの企画から自由奔放でありながら緻密な計算をしているところまでその能力を全開していた感もあります。

・武田鉄矢
金八先生に留まらず、いろいろな番組で自分の面白さを教養として社会に役立てようとまでしているのは昭和のエネルギーでしかありえないように思えます。

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