節分でなぜ豆を鬼に投げる?意味わかってますか!

  • 2019/01/30
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そもそも節分とはいつか

そもそも節分とはいつか
年が明けて一ヶ月が過ぎる頃。スーパーマーケットでは節分の恵方巻を売り込む案内が流れ始めます。(節分には春夏秋冬があるともいわれますが、現在では一般に立春の前日を指していますので、夏秋冬は無視します。)

恵方巻とは太巻き、巻き寿司のことで、簡単にいえば節分にその年のよい方角を向いて太巻きを食べると縁起がよいというもの。バレンタインでーと同様に、商業ベースで全国的に広まっているといわれていますが、元を辿ればチョコとは違って地方に昔からある風習だとか諸説あるようです。

さて、その恵方巻を食べるべき節分ですが、突然日付が変わります。年初に訪れる成人の日も、1月15日だったのがハッピーマンデーのために毎年日付が変わりますが、月曜日固定であることからわかりやすいです。しかし、節分はちょっと複雑な仕組みになっています。

2019年の節分は2月3日です。では、2018年と2020年はといえば、これも2月3日になっています。実は、このところずっと2月3日が節分なのです。しかし、2021年になると変わります。概ね2月の初頭の数日間(2月2日~4日)が対象となり、同じ日がしばらく続く仕組みです。

さて、節分の一大イベントといえば豆まきです。幼稚園でやりましたよね。力士が寺社で豆まきをするシーンも恒例になっています。スーパーなどでは、紙でできた鬼のお面がついた節分豆まき用の豆を売っています。お父さん連はこのお面を被って鬼の役をするのです。子どもは手加減を知りませんので、豆が顔に当たると痛いです。お面があればダメージを防げます。

掛け声はもちろん「鬼は~外! 福は~内ぃ」です。地方によっては別の掛け声もありますね。また、最近では「鬼をいじめるのはよくない」という意見もあり、このあたりは自分で納得できるフレーズを使用すればよいでしょう。

イメージとしては、外的である鬼を撃退するために豆を投げつけることで、家の内側には福だけを呼び込むといったところですが、本当の意味をわかって豆まきをしていますか?

 

豆は厄災を祓う

豆は「まめ」であり、魔(ま)を滅(めっ)するという語感に通じています。また、「まめ」は魔目とも考えられる言葉です。そのことから、豆をまくことで魔を象徴する鬼を追い払うという象徴的なシーンが生み出されたという説があります。

その起源はといえば、宮中行事として行われていた追儺(ついな)で、季節の変わり目の邪気を祓い、厄災を祓うもの、鬼自体も邪気を示す言葉の語呂から転じたものといわれています。さらに、大元を辿れば中国伝来の風習ともいわれているのが豆まきです。

その他、地域によって豆を投げて鬼を駆逐した古事に倣ったものだとする説がいくつもあるようです。昔のことですから、確定的な記録が残っているわけではないため、どれが正しくてどれが間違いという話でもないでしょうね。

したがって、節分の豆まきをする本当の意味は何かと問われれば、厄災に見立てた鬼を豆を使って追い払い、年の数だけ(あるいはプラス1個)栄養のある豆を食べて、幸せな生活を願うものと理解しておけばみんなハッピーだといえます。

使用する豆は大豆で、福豆としてのパワーがアップするように神棚に供えておくとよいとされています。しかし、前述のようにスーパーで売っているものを当日買って使うという家庭も少なくありません。そこは気持ちの問題ともいえ、幸せな気分になれるなら何でもよいでしょう。

さて、豆を外向きに投げた場合、道路に転がってゴミになるなど他人に迷惑をかけてしまうおそれがあります。また。敷地内であっても庭に落ちれば土がついて汚れます。そのため、屋内で豆まきをして、みんなでおいしくいただけるように配慮が必要です。部屋が汚いと困りますが…。

節分の豆まきをする際に、ちょっといろいろ考えるのもよいかもしれません。

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