『ホンダジェット・エリート』ビジネスジェット機の実力とは?

  • 2019/01/07
  • ライフスタイル・娯楽
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  • 松村 昴
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『ホンダジェット・エリート』ビジネスジェット機の実力とは?

話題の『ホンダジェット・エリート』!

ビジネスジェット機で話題になっているのが、『ホンダジェット・エリート』です。このプライベートジェット機は、ホンダの航空機事業子会社であるホンダエアクラフトカンパニー(HACI)が製造販売しています。

ホンダジェット・エリートは、2018年12月20日に日本向け1号機が納入されて話題になりました。そこで今回は、話題のビジネスジェット機であるホンダジェット・エリートについて紹介していきます。

 

『ホンダジェット・エリート』とは?

ホンダジェット・エリートは、ホンダの航空事業子会社のHACIが製造販売をしている小型ビジネスジェット機のことです。日本向けの納入されたのは2018年ですが、実は開発プロジェクトは1986年からスタートしています。

その後、研究を重ねて着実に技術力を向上させていき、2015年に量産体制を整えることに成功しました。そして同年、米国連邦航空局から型式証明の取得をしているのです。ホンダジェット・エリートは、日本だけでなく世界的に運用されており、世界中から注目されているのです。

 

『ホンダジェット・エリート』の実力や性能

ホンダジェット・エリートは、どれほどの実力を持っているのか気になる方も多いはずです。小型ビジネスジェット機であるホンダジェット・エリートは、高い実力・性能を持っています。どんな実力・性能を持っているのか紹介していきます。

<スペック>
まず、気になるのがホンダジェット・エリートのスペックについてでしょう。ホンダジェット・エリートのスペックは、以下の通りとなっています。

“航続距離:1,437ノーティカルマイル(2,661㎞)
最大巡航速度:422ノット(782㎞/h)
定員:乗員2名+乗客5名または乗員1名+乗客6名”
(参考:スペック|HondaJet|Honda )

ホンダジェット・エリートの航続距離なら、成田空港から北京首都国際空港まで航空でき、上海や台北への到達も可能となっています。定員は乗客なら5名~6名なので、少人数で移動するなら問題ありません。

<主翼上面のエンジン配置が特徴>
これまでのビジネスジェット機は、エンジンを胴体後部に搭載するのが一般的でした。しかし、ホンダジェット・エリートは主翼上面にエンジンを配置しています。これは、ホンダの独自なアイディアであり、ホンダジェット・エリートの特徴の1つです。

空力的に効果のある最適な位置と形状を研究し、ホンダは主翼上面にエンジンを配置しています。主翼上面にエンジンを配置することで、高速飛行時の空気抵抗を抑えることができるのです。これにより、速度アップや低燃費の効果もあります。

<優れた居住空間>
ホンダジェット・エリートは、優れた居住空間が提供されています。実は、主翼上面にエンジン配置をしたことで、室内の広さや静粛さに成功しているのです。

客席は広々として空間となっており、対面で座ることができます。大きめのテーブルが用意されており、会議やデスクワークが可能です。まさに、ビジネスマンにピッタリの居住空間が広がっているのです。

 

今後の『ホンダジェット・エリート』に注目!

日本で話題になっているホンダジェット・エリートですが、実は海外では一足早く注目されてきました。2014年には、航空宇宙工学で権威のあるケリー・ジョンソン賞を受賞しており、技術的な実力が評価されています。

また、2018年にアメリカ航空機製造者協会が発表した、「2017年の航空機納入数」では、小型ビジネスジェット機のクラスでホンダジェット・エリートがトップであることを発表しています。

このように、海外でも高い評価をされており、注目されているのです。それだけに、日本でも今後ホンダジェット・エリートは高い注目を集めることでしょう。また、ホンダジェット・エリートが注目されることで、日本の航空業界がさらに発展していくかもしれません。今後の日本の航空業界の展望に期待です。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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