年末ということで、今年の女子中・高生の流行語をチェックしてみた
- 2018/12/19
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ジェネレーションギャップを埋めるツールにいかが?
お父さんの会社がきな臭いことになっているとか、いないとか。
それはさておき、女子大生社長として有名な椎木里佳さんが代表の「AMF」が、今年も「JC・JK流行語大賞」を発表しました。皆さん、どれくらいご存知ですか? 私、アントニオ犬助は、例のごとくほとんどわからなかったので、あわてて調べることになりました。
調べながら思ったのが「最近、娘が口をきいてくれない」とか「娘世代では、一体何が流行っているんだろう」とか、そんなお父さんには有用なツールとなるのではないか? ということ。以下に特に面白い、もしくは使用を気をつけるべきと犬助が思ったものをものをあげてみました。
ミュージシャンやYoutuberらが並ぶ「ヒト部門」
「あいみょん」「中村倫也」「今田美桜」「Mrs. GREEN APPLE」「けみお」と続く「ヒト部門」。この中で知っておくべきは「あいみょん」。今年の紅白歌合戦にもエントリーしていますから、世間的にはブレイク済みといったところです。
あいみょんは、若者の気持ちをストレートに歌う、23歳の女性シンガーソングライター。昨年は「君はロックを聴かない」という曲が、多数のラジオ局でヘビーローテーションにもなっていましたから、聞き覚えがある方も多いでしょう。
2015年に発表したデビューシングルは、「貴方解剖純愛歌 〜死ね〜」という物騒なタイトルのものでした。
まだプリクラって流行っているらしい「モノ部門」
「タピオカ」「PINKPINKMONSTER」「チーズドック」「PRODUCE 48」「今日、好きになりました。」となっているのが「モノ部門」。
これを見て「タピオカ知ってるぜ!!」とうれしくなったのは犬助。またコンビニで、よく見かけるなと思っていたらJC、JKにウケていた、ということですね。
その一方で、犬助が意外に思ったのは「PINKPINKMONSTER」、プリントシール機(プリクラ)の最新機種名だそう。
「モンスター級に盛れる」というのがセールスポイントで略称は「ピンモン」。「SNOW」などの自撮りアプリの登場で、プリントシール機は今や絶滅の危機にさらされていると聞いていたのですが、なかなか人気は根強いのですね。
ご存知のタイトルが並ぶ「アプリ部門」
「TikTok」「たまごっち(LINE)」「Zenly」「ZEPETO」「ラクマ」、こちらは我々世代でも知っているものが並んでいます。
中でも有名なのは「TikTok」、短い動画を共有できるアプリで、JC・JKだけでなく「JC・JKがキャッキャウフフしているのを見るのが好き♪」という人たちからも、熱い支持を集めているとか。いい歳をしてTikTokをインストールしているのを知られた日には、個人の尊厳を著しく損なうことになるかもしれませんので、ご利用にはご注意を。
また「たまごっち」も当然ご存知だと思うのですが、ここで取り上げられているのは、今年9月にスタートした「LINE QUICK GAME」にあるもののこと。LINEさえインストールしてあれば、アプリをインストールすることなく遊ぶことができる気軽さと、懐かしさでウケているようです。
が、気をつけたいのが、1990年代に流行した初代のたまごっちを知っている、もしくはLINE版で試してみたからといって、JC・JKとはお近づきになることはできないということ。下手すると「事案」ですので、こちらもご注意を。
我々の自制にもおぼえておくべき「コトバ部門」
「タピる」「あげみざわ」「どこまでいっても渋谷は日本の東京」「TikToker」「インスタ萎え」。「タピる」はタピオカを摂ること、「TikToker」はTikTok版のYoutuberといったところなのですが、犬助が知っておくべきと思ったのが「インスタ萎え」。
今年の最初ごろから使われ始めた言葉で、キレイでオシャレな写真が並ぶインスタにはそぐわない、不細工な表情のペットや変顔といった、ちょっとハズした写真を指すもの。キメキメよりも自然体の方がいいという、JC・JKのSNS疲れを表していると、犬助は判断しましたがどうか?
そして、肝に銘ずべきと思ったことは、我々の写真はほぼ全てが「インスタ萎え」となりかねないこと。JC・JKが使う意味ではなく、観る人の気分を文字通り「萎え」させる写真となりかねない。インスタはもちろん、フェイスブックなどでも気をつけたいものですね。