いま伝統文化を見直す機運が高まっている?

  • 2018/01/28
  • ライフスタイル・娯楽
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大相撲が相撲協会独占である必要性への疑問

オヤジ世代にも大相撲ファンは少なくないと思われます。一連の傷害事件で大揺れの相撲協会ですが、ファンでもなければアンチでもない立場で見たとき、公益財団法人日本相撲協会とその周辺の対応、考え方には疑問を持たざるを得ません。

本場所優先、組織防衛優先、それ自体は悪いことではありませんが、時と場合によります。ゴタゴタを見せ付けられるオヤジの間から出てくるのは、プロ相撲を実施する団体が日本相撲協会だけである必要性への疑問です。

大相撲が相撲協会独占である必要性への疑問
伝統文化であり神事である大相撲、国技ではないが国技に準じる扱いをされている大相撲、このように高尚な大相撲を複数団体が勝手に開催するなどモッテノホカ!という意見もわからなくはありません。しかし伝統文化であろうと、独占事業の弊害が看過できないところに至れば、開放も止む無しではないでしょうか。

世間では貴乃花親方を中心とした新団体設立に期待する声もあがっています。これを希望するオヤジたちが見たいのは大相撲であって、日本相撲協会の大相撲ではありません。日本相撲協会を見たいわけではないのです。

いや、日本相撲協会の主催でないなら「ちゃんとした大相撲」なんか見られなくなる!という反論もあるでしょう。もっとも、そもそも貴乃花親方に新団体を設立する意思があるかどうか、それすらわからない話です。とはいえ、独占でグダグダになっている組織にこのままやらせてもロクな事にならないという少なくない国民の思いもあります。

上層分全員入れ替えくらいは必要でしょう。

上層分全員入れ替えくらいは必要でしょう

 

いよいよピンチ?除夜の鐘

さて、伝統文化といえばコチラ除夜の鐘です。近年、鐘による騒音問題がクローズアップされ、移転や打鐘とりやめなどちょっとした騒ぎにもなっています。この問題ほど立場の違いが鮮明にでる問題も珍しいかもしれません。

ほとんど目の前にお寺があって、大晦日になると毎年大きな音量の除夜の鐘が108回鳴り響く。その環境に置かれていると、やめてくれ!というのも無理のない話です。

一方、その場に住んでいない除夜の鐘ファンからすれば、大昔からある伝統文化であり、年に一度だけの除夜の鐘を我慢できないとは何ごとだ!という強硬なものから、たしかに騒音といえなくはないが、そこは何とか非難するなど対応してもらえないか?という困惑型まで除夜の鐘を聴きたいという声があがっています。

法的な話になってしまうと、受忍限度を超えるものであるかを個別のケースで判断しなければなりません。つまり、除夜の鐘一般の話ではなくなってしまいます。

現実の対応としては、鐘自体の設置場所を移転することで、騒音被害がでにくいように対処するお寺もあれば、深夜ではなく昼間から夕刻の比較的騒音に耐性がある時間帯に打つお寺などさまざまあります。

いよいよピンチ?除夜の鐘
お寺については、この除夜の鐘だけでなく、早朝や日中に日常的に行われているお勤め時の音の問題もあります。こちらは除夜の鐘ほど大音量ではないものの、人によっては目が覚めてしまうレベルのものもあるようです。ただ、日常的なものだからこそ、その地域では受け入れられている面もあるのでしょう。また、許容範囲の大小は日頃の付き合いの程度による部分もあるはずです。

伝統文化だから何が何でもいまのカタチを続けるべきというべきか、時代の変遷に対応したカタチに変化すべきだというのか。なかなか難しいところではありますが、自分の意見と異なるからといって、口実を設けて叩きまくるという「はしたない行為」こそ、伝統文化に反するものであるというべきでしょう。

こうした問題は、いたずらに対立するのではなく、人間の英知で解決策を模索したいものです。

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