ミサイルより危険で恐ろしい!?生物兵器とはどんな兵器なの?
- 2017/11/06
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北朝鮮と生物兵器
北朝鮮のミサイル発射により、日本は危険ではと言われています。しかも、北朝鮮は核兵器が完成に達したと主張しており、核保有の可能性すらあるのです。北朝鮮のミサイルや核兵器の危機にさらされている日本ですが、実はもっと危険で恐ろしいと言われているのが生物兵器なのです。
北朝鮮が生物兵器を持っていることは公表されていません。しかし、脱北者や米軍などの分析によると生物兵器を保持している可能性が高いのである。
つまり、日本はミサイルや核兵器だけでなく、生物兵器についての対処も考えておく必要があるのだ。
生物兵器とは?
生物兵器は名前から想像できる通りの兵器になります。細菌やウイルスなどを使用した、人や動物に対して使われる兵器のことです。簡単に言えば、殺傷性の強い細菌やウイルスを撒き散らしパンデミックを起こさせる兵器なのです。
生物兵器の使用については、1925年のジュネーブ義弟者にとって禁止されています。そして、生物兵器禁止条約によって、生物兵器の開発や生産、貯蔵などを禁止しています。これは既に保有している生物兵器の廃棄も目的となっている多国間条約なのです。
ちなみに、北朝鮮はこの生物兵器禁止条約に締結しています。そのため、今まで生物兵器開発や保持の疑惑について否定をしています。しかし、今までの北朝鮮の行動を考えれば、簡単に信じることはできないでしょう。
使われる可能性がある細菌やウイルス
北朝鮮が本当に生物兵器を保持しているのなら、炭疽菌と天然痘ウイルスの可能性が高いと指摘されています。
炭疽菌とは炭疽病を発症させる細菌です。第二次世界大戦の頃から各国で生物兵器として炭疽菌は研究されたのです。実は日本でも、オウムによって炭疽菌を使用したテロ未遂がありました。1993年に東京亀戸の新東京総本部から炭疽菌を散布したのです。
しかし、炭疽菌が弱毒性のため実害はなかったのです。他にも、アメリカで生物テロとして炭疽菌が使用されました。
また、天然痘ウイルスも使われる可能性があります。天然痘ウイルスは致死率が高く、強い感染力があるウイルスです。撲滅に成功したとされているが、実際には隠し持っている国があるとされています。そして、隠し持っている疑いのある国のひとつが北朝鮮なのです。
他にもボツリヌス菌やコレラ菌、赤痢菌などさまざまな細菌やウイルスが生物兵器となる可能性があるのです。
迎撃して大丈夫?
もし本当に北朝鮮が生物兵器を持っていたとすると、ミサイルに搭載し日本に向けて発射する可能性が十分あり得ます。
ミサイルとなるとSM3やPAC3で迎撃することになるだろう。迎撃した結果、細菌やウイルスが飛散したとなると大変なことになることが予想されています。一応は迎撃ミサイルによる熱爆発で細菌やウイルスが無効化する設計になっているようです。
しかし、本当に大丈夫なのか不安になります。北朝鮮が生物兵器を持っていないことや使用しないことを祈りましょう。