今さら聞けない正しい水の飲み方
- 2017/07/20
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身体の成分は水分が最も多い
いよいよ今年も熱中症シーズンが到来してきました。
熱中症には水分補給が欠かせません。
それではとにかく水を飲んでいればそれでいいのかと言うと、またそれはそうでもありません。
そんな事は言われなくてもなんとなくはわかっているかもしれません。
でも水は身体の約6割を占めている成分です。
あらためて正しい水の飲み方をおさらいしておくに値する話でしょう。
水分は適量を維持する
血中の水分が減ると血液がドロドロになってしまいます。
身体の隅々まで栄養や老廃物を運ぶ事が出来なくなりますし、血管にもダメージを与えてしまいます。
それではと水をガブガブ飲んでもお腹がポチャポチャして苦しくなった事もあるでしょう。
これは身体が一気に水分を吸収出来ないからです。
水は水毒と呼ばれる事もあります。
これは必要以上に摂取して吸収出来ない水分が身体に悪影響をもたらしている状態です。
具体的には、むくみ、水太り、鼻炎、めまいなどの症状が見受けられます。
ですから血液が常に潤っている状態を保つべく適正な量を常に補給するのが正しい水の飲み方になるのです。
概ねの目安としては毎日、3リットルも飲んでおけば不足は無いようです。
特に意識せずとも食材やお茶などで摂取していますので、あらためて水分補給として意識する量はその半分くらいでしょう。
コップに換算すると大体8杯になります。
水を飲むタイミング
概ねコップ1杯の水を8回に分けて飲みます。
その望むべきタイミングを考えてみました。
基本はシンプルに2時間おきに1杯ずつ飲むようにしましょう。
・目覚めの一杯
寝ている間に身体の水分は放出されています。
身体をスイッチオンする効果もあります。
・午後のくつろぎタイム
疲れ気味の身体を新しい水分でリフレッシュさせてくれます。
・お風呂に入る前
入浴中に脱水症状で倒れる人もいるくらいですから、予防のためになります。
また汗も出やすくなりますので新陳代謝も高まります。
・お風呂を出た後
ぬるめのお湯でもゆっくり浸かっていればかなりの水分が放出されているはずです。
・肉体労働、運動などをした直後
軽いと思った運動でも喉が渇く前に飲むようにします。
・寝る前
寝ている間に体調を壊したりするのは水分が放出されて不足した事によるものが多いのです。
・食事に1杯の水を添える
水を飲む事で満腹感も出て無駄なカロリーの摂取も控えられます。
そのままの水にこだわる事も無い
しかし、水道水をそのまま飲むのも味気がありません。
毎回だとうんざりもしてくるでしょう。
お茶やコーヒー、カルピスなどで楽しみながら飲めるようにしましょう。
ですがカフェインには利尿作用があってせっかく飲んだ水分を放出させる働きもありますのでほどほどにしておきましょう。
ミネラルウォーターなどの美味しい水が出来ればおすすめです。
いろいろな商品が販売されていますので、興味があれば味試しをしながら水を楽しむのも悪くはありません。
間違っても「お酒だってほとんどが水分なのだろう」と思ってはいけません。