知ってた?正しいエアコンの「試」運転法
- 2018/05/16
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本運転じゃなくて「試」運転ですよ〜
いや暑すぎでしょ、これ!
まだ5月だというのに、外気温はもう30度に達しようかという日も出てくるなんて。
長期予報によれば今年はガッツリ蒸し暑い夏だっていうし、温暖化も進む中、これはアイツの出番が早まるってことじゃないですかね?
というわけで、今の時期はそろそろ我が家の「エアコン」が元気かどうか、長い眠りから一度起こしてみるタイミングなんだそうです。
いくらなんでもちょっと早いだろって?いえいえ、何かあってからでは遅いのがエアコンという機械。
7月に入るととたんに「動かねぇ!」と慌てるご家庭が増えるそうですから、エアコンの試運転は今のうちに済ませておきましょう。
経験者が言うんだから、間違いありません…。
いま試運転するのがベストな理由
そもそもメーカー各社が今の時期のエアコン試運転を勧めるのにはいくつかちゃんとした理由があります。
その1 オフシーズン明けにいきなり100%の運転をすると当然「壊れやすい」
エアコンを1年中常時使ってるよ、というご家庭はいいのですが、冬をまるまるエアコンオフにして過ごす地域の方は要注意です。
内部が冷え切った機械をいきなりぶんぶん回せば、そりゃどんな頑丈な機械だってかないません。クルマのエンジンと一緒です。
その2 外気温があまり高くない日はエアコンにとっても「優しい」日である
試運転するなら、ちょこっとだけ気温の高い日、が適しています。
エアコンとは室内の熱を奪って外気に放出する機械ですから、外気温によって当然負荷に違いが出ます。
暑い日は、けなげにがんばっちゃうんですね。
今はまだ最高気温でも25度そこそこで、絶好の試運転日和といえます。
その3 もし何かあったときに待ち時間が少ない
あとで我が家の実例もお話ししますが、今ならメーカーのサービスマンさんたちも、即現場に急行してくれ、余裕の表情でじっくりトラブルに向かい合ってくれます。
これが暑くなってからの1週間待ちとか、もう考えられませんからね。
買い換えるのだっておんなじ。設置に3日待ちとか、ありえません!
正しい試運転の仕方を覚えておこう
さてひとくちにエアコンを試運転させるといっても、ただ回せばいいって訳じゃありません。
ポイントは「設定温度」と「時間」です。
1 設定温度は 最低温度に
まずはお宅のエアコンのいっちばん低い温度で回し始めましょう。
2 時間は はじめ10分 そのあと30分
最初の10分でエアコン本体、ランプ等が「ピコピコ」「ブンブン」異常を示さないか見ます。
その後もさらに続けて30分回し、今度は「排水の行方」が正しいかどうかをチェックします。外の排水パイプからチョロチョロ水が流れれば合格です。
このとき室内機からピュッピュッとしずくでも出ようものなら、思いっきり「アウト〜」です。
エアコン室内機からしずくが出まくった家の話
一昨年のことですが、オジサンの部屋の10年選手エアコンがちょっと冷えなくなったな、と思ったらすぐに異常が出てきました。
なんと、ルーバーに水がたまるようになったんです。
正確にはしずくがたまって水たまりになったのですが、それでもまだ部屋を冷やしてくれていたので、夏の間中、水を拭きながら様子を見ていました。
ところが昨年春、エアコンの清掃サービスを受けたとき、最後に確認でエアコンを動かした業者さんが「うん?あまり冷えてませんねぇ」と言うのです。
あわてて今度はメーカーのサービスマンさん(予約制)を呼び、診てもらった結果が「スローな冷媒漏れ?」との診断でした。
で、どこから漏れているのか調べる料金と、安い6畳タイプの新品を買うお金が同じくらいとおっしゃるので、それならと緊急避難的に「今年1年なら保つであろう冷媒の追加作業」をしていただきました。
これが数千円の出費で効果てきめんでして、昨年はエアコンがキンキンに復活し、ホントに助かりました。
もちろんルーバーからしずくも出ませんでした。
そして…先日、今年の試運転も無事通過!
冷えてましたわ、キンキンと。もう1年ならイケるかな?
エアコンの試運転、とっても大事ですよ〜!