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安室奈美恵の引退はスポーツでいったらあの大物選手の引退くらい?

  • 2018/09/22
  • ライフスタイル・娯楽
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陳腐化するのを避けるために、安室さんがとった方法

陳腐化するのを避けるために、安室さんがとった方法
山口百恵さんなど時流にピッタリとマッチした芸能人を指して「時代と寝た」という表現を使ったりしますが、1990年代に時代と寝た人物といえば、小室哲哉氏だということに異論を挟む人はいないでしょう。

TRF、グローブ、華原朋美さん、鈴木亜美さん……「ファミリー」なるものを率いた小室氏はメガヒットを連発、スーパープロデューサとして辣腕を振るったのはご存知のこと。
ただし、時流に乗りすぎた代償とは大きなもの。2000年代に入ると、あれだけ人々を楽しませていた小室氏の楽曲群が一気に陳腐化、逆に時代に取り残されることになったのでした。

そんな事態を避けるためには、いくつか方法があるのです。まず考えられるのは、時代と寝た状態のままでキャリアを終える方法、山口百恵さんが好例でしょう。
次に考えられるのが、時代を超えるべく自身をモデルチェンジすること。
先日、沖縄での最終公演でキャリアを終えた、安室奈美恵さんが採った方法です。

 

有名プロデューサーの起用で、自身をスケールアップ

有名プロデューサーの起用で、自身をスケールアップ
安室さんは2000年代に入ると、小室氏にプロデュースのすべてを任せるのをやめるました。同時に、TLCらを手がけていた世界的なプロデューサー、ダラス・オースティン氏を招き、バージョンアップした安室奈美恵を世間に示したのです。

そして、完全に小室氏の手を離れた2003年のアルバム「STYLE」では、1980年年以来、ブラックミュージックの第一線で活躍しているテディ・ライリー氏を招聘。

この辺りから安室さんには、小室ファミリーとは別格のムードが漂い出す。
というのは、超大物ライリー氏を招聘することで、安室さん自身もスケールアップすることに成功したから。その後は「Queen of Hip-Pop」「PLAY」という、ブラックミュージック色の強い2枚のアルバムをリリースします。

 

先鋭的になりつつも、大衆性も失わない

2010年代に入ると安室さんは、デヴィッド・ゲッタ氏、大沢伸氏、アンソニー・マニスカルコ氏らEDM・ハウス系の音作りを得意とする人たちと共作。
日本のミュージシャンでは他に耳にすることができない、先鋭的な楽曲を手がけるようになるのですが、面白いのがその一方でポピュラリティを失わないための手立ても打っていたこと。

2012年の「PAST<FUTURE」、2013年の「FEEL」で起用したのはDSign Music。
彼らはノルウェーに本拠地を置き、日本や韓国の数多くのミュージシャンを顧客に持つ楽曲の制作チーム。また「FEEL」ではアダム・カピット氏も起用しているのですが、彼はSHINeeをヒットさせたことでも知られる人物。東アジア・ポピュラーミュージック界のキーパーソンたちを起用することも忘れていません。

先鋭的になると同時に、日本や近隣諸国でのヒットも狙う。2007年のアルバム「PLAY」以降、安室さんは5つのアルバムを連続して、チャートの1位に送り込んでいます。

 

スポーツ界で例えるなら、中田英寿氏……なのか?

スポーツ界で例えるなら、中田英寿氏……なのか
キレのあるダンス、いつまでもシェイプされたボディ。安室奈美恵さんはしばしばアスリートに例えられます。ダンスなどのトレーニングを欠かさないといわれている安室さんは、サウンド面でも安定した環境に身を置き続けることなく、大物や先鋭的なプロデューサーを起用することで、自身を常にバージョンアップし続けました。
そして、衰えたという訳でもないのに惜しまれながら引退していく姿からは、ミュージックビジネスの世界でやるべきことはやりつくしてしまったという清々しさを感じるもの。

自身のさらなる成長を求めて、海外へと挑戦、活躍した後に、肉体的な限界じたからではなく「サッカーを『好き』という部分が楽しめなくなってきた」ということを理由に、自身の引退を決めた中田英寿氏とオーバーラップする気がするのです。

そういえば安室さんも周囲の親しい人々に「しばらくは世界中を旅して過ごしたい」ともらしているらしいですね。

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アントニオ犬助
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