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ヒット曲「ヤング・マン(YMCA)」、原曲のインパクト

  • 2018/09/10
  • ライフスタイル・娯楽
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  • アントニオ犬助
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70年代を代表する「ヴィレッジ・ピープル」

70年代を代表する「ヴィレッジ・ピープル」
フレディ・マーキュリー、エルトン・ジョン、ジョージ・マイケルなどなど。
ご存知のとおり、音楽業界は驚くほどゲイだらけ。今日ではゲイであることを公言するケースも多くなり、偏見もずいぶん薄れてきたとは思うのです。
しかし、まだ偏見が強かった1970年代、果敢にもゲイの人たちをターゲットとしてデビューしたグループがありました。

彼らの名前は「ヴィレッジ・ピープル(Village People)」。
警察官、消防士、カウボーイ、軍人、アメリカ先住民というゲイ好みのするコスチュームに身を包んで、ディスコ・ブームに乗ってヒット曲を連発。
そのうちの1曲が「YMCA」、今年5月に惜しまれつつも世を去った、西城秀樹氏のカバーにより日本でも広く親しまれています。

 

ゲイをターゲットにした曲ばかり!!

ゲイをターゲットにした曲ばかり!!
なぜ、ヴィレッジ・ピープルは自身の曲に「YMCA」=「キリスト教青年会」なる珍妙な曲名を選んだのか?それは彼らがゲイであることと深い関係があります。
この曲でYMCAが指しているのは、キリスト教青年会が運営する宿泊施設のこと。男性しか宿泊できないこの施設は、その筋にはよく知られた場所、出会いの場所でありハッテン場。みんなで楽しく盛り上がろうぜ♡ってことですね。

そして、ヴィレッジ・ピープルの曲はこんなのばっかり。
ピンクレディーが1979年に「ピンク・タイフーン」でカバーしたことでも知られる「In the Navy」は「男だらけの海軍でムフフ♡」という曲ですし、読売巨人軍・阿部慎之助選手のテーマで知られる「Go West」は「ゲイに対してオープンな西海岸へいこう♡」という曲ですし、テレビなどでもよく耳にする「Machoman」に至っては説明不要。彼らの曲、ほぼ全てがゲイソング、ゲイ賛歌。

よろしければ「Youtube」で、一度MVをご覧になってください。歌詞の内容は理解できなくても、彼らのメッセージは暑苦しいほどストレートに伝わるはずです。

 

ゲイ賛歌から若者賛歌になった「YMCA」

そんな、ゲイ賛歌である「YMCA」をなぜ、西城秀樹氏がカバーしたのか? というとアメリカの音楽業界への造詣が深かった西城氏が強く希望したから。
非常にキャッチーな曲だけに自身がカバーすることで、間違いなくヒットするという思惑もあったのでしょう。

それに反対したのが所属事務所。ゲイ賛歌をトップアイドルがカバーするなんて言語道断、当時の日本はアメリカと比較にならないぐらいゲイに対する偏見が強かっただけに、一大スキャンダルへと発展しかねないと考えたのです。

しかし、そんな事務所を西城氏は説得。当時のマネージャー氏が歌詞をゲイ賛歌から青春讃歌へと書き換え「ヤング・マン(YMCA)」としてリリース、シングルレコードの売上は180万枚という大ヒットとなりました。

 

YMCAで知る、西城秀樹氏の偉大さ

YMCAで知る、西城秀樹氏の偉大さ
さて、本家本元のヴィレッジ・ピープルの「YMCA」なのですが、こちらは全世界で1,000万枚を超えるメガヒット、「ヤングマン(YMCA)」が霞んでしまうほどの存在です。
これでわかるのが、いかにヴィレッジ・ピープルがゲイという存在を世界中に広めたのか?ということ。

あまりにもステレオタイプなイメージを広めたという批判もありますが、とにかく世界中の人たちが、ゲイ賛歌を口ずさんだという事実。
現在ではゲイであることをカミングアウトするミュージシャンは非常に多いのですが、その裏にはゲイという存在をキャッチーなものとした、ヴィレッジ・ピープルの存在は非常に大きいと思うのです。

さて、そんなヴィレッジ・ピープルの「YMCA」の振り付けといえば、西城氏の「ヤングマン(YMCA)」同様、両手で「Y」「M」「C」「A」を形づくるものなので、当然、ヴィレッジ・ピープルが元祖だと、私、アントニオ犬助は今の今まで思い込んでいまいした。

ところが、これを考案したのは振付師・一の宮はじめ氏と西城氏。それをヴィレッジ・ピープルに伝授して、逆に世界中に広まったのだとか。ああ、どこまでも偉大な西城秀樹氏……今夜はYoutubeで「傷だらけのローラ」を流しながら眠りにつこうかと思います。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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