アクセルとスラッシュが和解も、イジーは不参加!ガンズ・アンド・ローゼズ再結成は成功か?それとも…?
- 2018/06/04
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誰もが驚いた、一部オリジナルメンバーの復帰
アクセル・ローズ(Vo)とスラッシュ(G)の不仲を知っているファンなら尚更、2017年1月に実現したガンズ・アンド・ローゼズ(以下、ガンズ)の来日公演に涙したはず。
伝説のオリジナルメンバーであるスラッシュとダフ・マッケイガン(B)が、ガンズへの復帰を果たしたのです。
当記事をご覧のオヤジのなかにも、この来日公演に参戦した方がいらっしゃるのではないでしょうか。
ガンズご新規さんのためにザッと解説
ガンズは1987年7月、「アペタイト・フォー・ディストラクション」というアルバムでデビュー。
全米ビルボードでは初登場182位でしたが、同アルバムの収録曲である「ウェルカム・トゥ・ザ・ジャングル」のミュージックビデオが放映されるや否や、50週間後には1位を記録しました。
同アルバムは米国だけで1,800万枚以上、世界で3,000万枚近く売り上げています。
1990年にはドラッグ中毒でスティーヴン・アドラ(Dr)が解雇されるも、1991年に発売されたアルバム「ユーズ・ユア・イリュージョン I」と「ユーズ・ユア・イリュージョン II」は世界のチャートで1位2位を独占する事態となり、合計売上約3,000万枚を記録しました。
ですが、同年冬にはイジー・ストラドリン(G)が脱退。
1994年にはギルビーが解雇、そしてアクセルはポール・トバイアスを独断で加入させるという出来事が起こり、さらには断りもなくポールのギターフレーズを加えたシングルをリリースし、スラッシュとダフはアクセルに不信感を募らせます。
そして1995年。
スラッシュがスラッシュズ・スネイクピット名義でアルバムをリリースした際には「ガンズが発売すべき曲を勝手にリリースした!」とアクセルが訴訟を起こし、1996年にスラッシュ、1998年にはダフが脱退。
オリジナルメンバーはアクセルたった一人となってしまいました。
1999年~2013年にかけても、ガンズは活動を継続していましたし、新曲の発表や来日公演もありましたが、オリジナルメンバーありきのガンズが好きだったファンにとっては、もどかしい時期だったともいえます。
2016年にオリジナルメンバーであるスラッシュとダフの復帰が発表されたときは、筆者も「待ってました!!」と歓喜したものです。
でもイジーは不参加
1991年に脱退したイジーは、スラッシュとダフが復帰した後も不参加のままです。
2016年9月、アクセルがテレビインタビューでイジーがツアーに参加しない理由について述べた後、イジーはTwitterで「デタラメを言うな」「あいつらは金を平等に分けたくなかっただけ」「こっちは順当にやっているよ」と反論していましたが、2018年、イジーは米「ウォール・ストリート・ジャーナル」の取材を受けた際、現行のガンズについて「ガンズのツアーは連中にとって大きな成功となった」とし、自身の不参加については「交渉の過程で妥協点に達することができなかった」と述べています。
イジーはデビューアルバムの収録曲12曲のうち10曲の作曲者であり、「パラダイス・シティ」「ドント・クライ」「スイート・チャイルド・オブ・マイン」などガンズを代表するヒット曲の作曲を手がけているという事実がある以上、イジーがいないガンズはやっぱり寂しい…と残念に思っているファンもいるでしょう。
アクセルは2006年のインタビューで「つい最近話した」と、イジーと接触していることを明かしていましたし、2008年にガンズが発売した「チャイニーズ・デモクラシー」ではオリジナルメンバーとして唯一、イジーの名がサンクスリストに載っていたこともあり、復帰に期待していたファンも多かったはず。
そして、2018年6月29日には、イジーが数多く作曲したデビューアルバムがさまざまな形態で発売されます。
でも、今のガンズにはイジーがいないというもどかしさ。
ファンの1人として、次回の来日公演とイジーの復帰に期待したいと思います。