車が完全自動運転になれば何がどう変わっていくの?
- 2018/07/19
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自動運転の世界へ
車を愛するオヤジが注目しているのは、完全自動運転ではないでしょうか。世界的に自動車業界では、完全自動運転の技術を競い合っています。完全自動運転車を開発するために、自動車業界だけにとどまらず、IT業界など様々な業界が参入しているのです。
しかし、車が完全自動運転となると何が変わるかわかっていないオヤジも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、完全自動運転になると何が変わっていくのか紹介していきたいと思います。
完全自動運転になって変わるもの!
完全自動運転が標準装備となれば、事実上運転手が必要なくなります。一見すると、変化はそれだけに思えます。しかし、完全自動運転の車が普及すれば、もっと世の中は変わることになるのです。
そこで、まずは何が変わっていくのか紹介していきましょう。
①交通事故の減少
完全自動運転の車が普及することによって、交通事故が大幅に減少するとされています。なぜなら、交通事故の原因の大半は「ヒューマンエラー」と言われているのです。ヒューマンエラーとは運転手の過失のことであるため、完全自動運転になればヒューマンエラーによる事故をなくすことができます。
そのため、完全自動運転の車が普及することで、交通事故が少ない世界へ変化するとされているのです。
②渋滞の減少
完全自動運転の車が普及すれば、交通事故だけでなく、渋滞も減少するとされています。完全自動運転が標準化されることで、他車との連携や道路の混雑状況の把握をすることができるようになります。
そのため、ベストの運行ルートを自動設定することができるとされており、渋滞を避けることができると言われているのです。
③タクシー業界が変わる
完全自動運転の技術が完成されれば、タクシー業界が大きく変わるとされています。なぜなら、完全自動運転の車が実用化されれば、無人のタクシーが登場する可能性があるのです。
実は、すでに完全自動運転による無人タクシーの構想が発表されています。日本政府も、2020年の東京オリンピックでの完全自動運転タクシーの実用化を目指すとしており、現実味を帯びてきているのです。
本当に完全自動運転の無人タクシーが実現すれば、タクシーの料金は安くなると予測されています。運転手がいないため人件費を削減することができるため、低価格でタクシーを利用することができるとされているのです。
④カーシェアリングが当たり前に変わる
完全自動運転の車が実用化されれば、カーシェアリングが当たり前に変わるとされています。完全自動運転になれば、スマートフォンのアプリなどから、車を配車することができるのです。
そのため、カーシェアリングをしやすい環境となります。その結果、車は「保有するもの」から「共有するもの」へと変化する可能性が高いのです。
⑤免許のあり方が変わる
車を運転するためには、運転免許証が必要となっています。しかし、完全自動運転が実用化されれば、免許が必要なくなる可能性があります。完全自動運転なら、自分が運転する必要がありません。
そのため、免許が必要ないと考えることができるのです。車の免許については、国の動き方次第となります。
完全自動運転の将来はすぐそこまで!
今回は、完全自動運転になれば何が変わるのかについて紹介してきました。完全自動運転になれば、運転手が必要なくなります。しかし、それだけではありません。交通事故や渋滞の減少、業界の変化などをもたらすとされているのです。
多くの変化をもたらす完全自動運転の車ですが、実用化の将来は近づいてきています。「完全自動運転元年」は、2019年や2021年などの説が流れているのです。
いずれにしても、近い将来に完全自動運転が実用化されることは間違いなく、オヤジも時代の変化に乗って行かなければならないでしょう。