これが原因か!コレステロールを上げる食品4つ
- 2016/07/10
- ヘルスケア
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コレステロール値には個人差がある
コレステロールの高くない人は、何を食べていても高くなかったりもしているようです。
それは体内に取り込まれるコレステロールの量が増えても、肝臓で生成するコレステロールを減らすからです。
最適なコレステロール量にできる調整機能があるのですが、それも人によって差があります。
コレステロールの高い人は、その調整機能が弱い場合も考えられます。
また、コレステロール値が正常であっても、油断してコレステロールを上げる食品を摂取し過ぎてしまうと、コレステロール値は上がってしまいます。
ですから、コレステロールを上げやすい食品はなるべく避けるのに越したことはありません。
悪玉コレステロールの高い食品を中心に、あらためて列挙してみることにします。
これがコレステロールを上げる食品
・肉の脂身系:ベーコン、ハム、ソーセージ
肉の脂には、パルチミン酸などの飽和脂肪酸が大量に含まれています。
これを過剰に摂取すると、肝臓でコレステロールの生成を促す物質なのです。
植物や魚類の油分は、リノール酸などの不飽和脂肪酸が多いです。
どちらも多過ぎてはいけませんので、バランスを取る事が大切です。
また、トランス脂肪酸も悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らします。
これは動脈硬化も引き起こす事も分かっています。
・内臓系:卵黄、うに、いくら、レバー、ホルモン
卵のコレステロール含有割合は、特に高いものがあります。
しかし、それは善玉コレステロールの割合の高さの影響もあります。
さらに良質のタンパク質、ビタミン類も充実しています。
摂り過ぎてはいけませんが、1日1個弱くらいは常時摂取するべきと言われています。
生よりも加熱調理した方がコレステロールが減るようです。
・乳製品系:牛乳、バター、マーガリン、チーズ、クリーム
肉類と同様に飽和脂肪酸が多いです。
クリームには特にトランス脂肪酸が多く含まれています。
豆乳や植物油などの代替品を活用する事もできます。
カロリーも高い事を合わせて考えれば、抑制の対象にしやすいものです。
・洋菓子系:ビスケット、ケーキ、チョコレート
間食やおやつで糖分を摂り過ぎるのも要注意です。
洋菓子には、クリームなどの牛乳由来成分も多いのです。
気になる成分に、肉類と同様のトランス脂肪酸が入っているのです。
何も考えず和食中心にする
全体に洋食に使われる食品が目立ちます。
そこで毎度の食事を和食に切り替えていけば、自然にコレステロールが減る事にもなります。
人により好き嫌いのあるのが食品ですから、無理なくコレステロールを抑えられるようにしましょう。
洋菓子などは和菓子の良さの発見に努める事によっても、減らしたりできるものです。
また、どの食品も全く絶ってしまっては、重要な栄養分が摂れなくもなるのです。
たまには好きな洋食をたっぷりいただくくらいが、健康的と言えるものです。
バランス感覚を壊さないようにしながら、調整していきましょう。