【男の酒のうんちく話】カレー好き必見!1月22日は「カレーの日」って知ってた?!
- 2017/01/21
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同じ日にいくつもの記念日がある
え~?そんな日があったのと、女性の驚きを誘い、深い理由まで話すことで物知りな人、知的な人と印象付ける。それがうんちくオヤジの下心スタイルです。本来であれば、うんちくは女性を口説くテクニックとして使えるものですが、単純に、その日を記念日とする物品や事柄が好きな人同士で盛り上がる酒の肴的アイテムとしても使えます。
いま、この記事を読んでいるあなたは「カレー好き」ですか?カレー好きですよね。それでは、1月22日がカレーの日だと知っていましたか?知らないですか。無理もありません。カレーの語感のどこをとっても、1も2も浮かんできませんよね。しかし、1月22日がカレーの日だということは事実なのです。それは、ジャズの日じゃないのかと思うかも知れませんが、同じ日が複数の記念日になっていることは良くあることなのです。
ちなみに、1月22日は飛行船の日にもなっているようです。
1月22日がカレーの日になった理由とは
もったいぶるわけではありませんが、ちょっと考えてみてください。この時間も楽しいものです。カレーといっても、いろいろな種類があります。ビーフカレーにチキンカレー、ベジタブルカレー。トッピングによっても呼び方はいろいろあります。勝負に勝つならカツカレーですね。しかし、1月22日とのつながりが見えてきません。
どうやら、数字の語呂合わせや語感、文字の形状が理由ではなさそうだとわかってきましたね。あまりにも多くのコジツケ的記念日を見ていると、記念日が持つ本来の意味を忘れるところでした。
それでは、正解の発表です。
1月22日。それは、カレーが日本で初めて「全国一斉に給食のメニューに出された日」なのです。1982年のことです。それまでは、全国の小学校と中学校で給食を出しているすべての学校が、同日にカレーを出すことはなかったのでしょう。
しかし、学校給食開始から35年の記念となることで、全国学校栄養士協議会によってカレーを出すことが決まったそうです。ちなみに、給食の記念がなぜカレーなのかについては、わかりませんでした。ただ、当時のカレーは大変なご馳走だったと記憶しています。
1982年といえば、現在40歳のオヤジなら5歳くらいですから、カレー開始後に就学しています。45歳のオヤジだと10歳で小学生ですね。思い返してみてください。給食にカレーが出た日のことを。
ちなみに、アラフィフオヤジの場合、給食でカレーを食べた記憶がないケースも少なくないでしょう。小学校の頃には、アルミの食器に脱脂粉乳を入れて飲んでいた世代です。かろうじて、カレーシチューのようなものはあったかも知れませんが、主食は給食専用のパンが主流だったのではないでしょうか。
中学に上がると、弁当持参という学校も多かったでしょう。いまでこそ、公立小中学校は給食を推進する自治体が多いようですが、オヤジ世代が子供の頃は、そうではない地域も少なくなかったでしょう。1月22日がカレーの日だという事実が、こうしたノスタルジーを誘います。酒場に集うオヤジが、こうした話題で盛り上がるのも良いではありませんか。
カレー好きのオヤジにとって、給食にカレーが出ること自体がうらやましい話です。今夜の酒の肴はカレーにしましょうか。