これって恵方巻き?ロールケーキなど現代的なネオ恵方巻きを紹介
- 2017/01/08
- グルメ
- 439view
- グルメ情報
- イベント
- スイーツ
- 冬
- 雑学
- 食べ物
ネオ恵方巻きとは
毎年「節分の日」に恵方(歳神様がいる方向)へ向かって「太巻き」を食べると縁起が良いとされています。これが恵方巻きと呼ばれるものですが、元々は節分の日に「太巻き」を食べる習慣だけがありましたが。中に巻く具材も「かんぴょう」や「きゅうり」など質素なものが中心でしたが、98年にセブンイレブンが「恵方巻」という商品を全国店舗で販売したことから、現在の「恵方巻」という呼称が一気に普及しました。最近では、この恵方巻の具材に高級食材を使ったり、ロールケーキを恵方巻として販売したり、日本食ではないものを入れたりと、年々、変わった恵方巻が登場しています。ここでは、「こんなものまで?」と驚くような、変わった「ネオ恵方巻」を紹介します。
バリエーション豊富な恵方巻きサンド
変わった恵方巻きといえば、恵方巻きサンドです。中身は何といってもパンなので「パン好き」な人にはおすすめの恵方巻きです。そしてサンドの具としては、ボリュームたっぷりの「ヒレカツ」や女性に大人気の「アボカドと海老」などバリエーションも豊富な点が恵方巻きサンドの魅力です。外は海苔で巻いているため、子供にも食べやすいことも人気の理由です。普通の恵方巻きよりも、どちらかというと軽食の感覚で食べられる恵方巻きサンドなのでおやつや夜食にピッタリかもしれません。
横浜シウマイの崎陽軒ならではの「シウマイ恵方巻き」
横浜の老舗、崎陽軒では毎年「口福恵方巻き」(口福とは、おいしいものを食べて満たされた満足感の意味の造語だそうです)を販売していますが、それに加え「シウマイ恵方まん」も販売されています。名前は「恵方まん」ですが、シウマイのあんを中華まんの皮で巻いて、恵方巻きらしいロール状にしたというものです。これも、立派な恵方巻きとなります。一般的な恵方巻きよりもやや短め(約12cm)で、子どもでも食べやすいところが人気の秘密でしょうか。米がメインの巻き寿司よりも、シュウマイタイプの恵方巻は若い男女に人気です。
節分トルティーヤ牛焼肉
ファミリーマートの「節分トルティーヤ牛焼肉」も注目の「ネオ恵方巻き」の一つです。もともと関西発祥の節分行事とされる恵方巻きでしたが、今では全国に広まり、コンビニなどでロールケーキ恵方巻きなど、変わったものも見かけるようになりました。なかでも、ファミリーマートが販売する「節分トルティーヤ牛焼肉」はかなり面白い部類といえます。トルティーヤは主にメキシコでよく食べられるラテンな料理ですが、それを日本で一番寒い時期に、恵方巻きとして食べるという発想が斬新です。
価格も「税込み390円」という手ごろな値段でありながら、ボリュームのある食事としても楽しめます。巻いてある具は、「タレで和えた牛焼肉」と「彩のある野菜」などですが、「錦糸玉子」も入っていることで、ラテンの代表的な食べ物を和風にアレンジされています。ただし、こういったイベント商品は「数量限定」の予約販売なので、当日に行っても買えません。