「いつもの」オーダーの固定はウザいオヤジへの第一歩
- 2017/06/17
- グルメ
- 478view
- お酒
- ウイスキー
- オヤジ
- お酒
- カクテル
- バー
- ビール
「いつもの」をやめる時期!
いい大人の条件のひとつ、行きつけのバーがあること。読者の皆さんなら1軒は確実にあるでしょう。中にはバーホッパーの方もいらっしゃるかもしれませんね。
しかしちょっと待った!もしかしていつも注文が同じじゃないですか!?
「俺はバーボンしか飲まない」「モルトの香りが大好きなんだ」そう仰りたい気持ちは分かります!でもそれって、勿体ないかもしれませんよ!
バーは常に進化している
1980年代半ば、昭和最後のカクテルブームがありました。当時のカクテルといえば、007のボンドマティーニやレディキラーといったものが主流でしたね。もちろんこれらも美味しいカクテルです。しかしマティーニのようなショートカクテルは5分以上経つと温まってしまい味のバランスが壊れてしまいます。レディキラーも、適量を見極める(飲み極める?)ことが難しく、当時のカクテルは難解であったかもしれません。
もしかしたら、そんな当時のイメージを引きずっているかもしれません!それはとても勿体ない!!ファミレスやコンビニがどんどん便利に快適になっているのに、バーやカクテルが変化しないはずがありません!!
今では搾りたての果汁を使ったカクテルも珍しくないですし、そういったカクテルは居酒屋のソレと同じとは思えないほどの衝撃を持っています!
その数、無限
1軒目の居酒屋で飲むビール、そのあとのハイボール。定番ですね!しかしそのバリエーションを考えて見てください。居酒屋ではせいぜい生が1種とビンが3種くらいでしょう。ハイボールも2種あれば良い方です。同じオーダーをバーでしてみましょう。ビールだけで、多ければ生が4種、ビンなら10種を超える品揃えを用意していることも珍しくありません。ハイボールだって、膨大なウイスキーの数だけあり、さらに炭酸の種類、割る分量、氷の集類でも味が変わります!
オーダーが固まること
自分の好きなお酒は、ついつい人にも勧めたくなります。でもそれって、本当にその人のためでしょうか?日本酒が好きな人にテキーラを勧めても、それは迷惑ってもんです。むしろ相手の好みを知ることこそが、大人の器なのでしょう!
ヘンリー・フォード曰く「学ぶことをやめた者は老人である」だそうです。挑戦していつまでも若々しくいたいですね!
好きなお酒をアレンジできる
いつも飲んでるお酒を飲むな!というわけではありません。むしろ新しいオーダーをすることで、いつものお酒の新しい可能性が見えるかもしれません!
いつものモルトを飲んで「マスター、これでパンチの効いたカクテル作ってよ」なんてオーダーだって許されるのです!そしてバーテンダーはお酒のプロ。きっとあなたが求めていたカクテルが出てきます!(もしかしたら、あなただけのオリジナルカクテルが出てくるかも!)
いつものバーで違った楽しみを
いつも変わらない生き方も無骨な男らしさを感じますが、変化を楽しむことだって立派な男の生き様です!
これを機会に、行きつけのバーで新しいチャレンジをしてみてはいかがでしょうか。