ウブロと野球、その相性はいかに
- 2017/03/23
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あっ!! HUBLOTのロゴだ
プロ野球はキャンプが終了し、いよいよオープン戦へと突入……いやあ、正に「球春到来」という奴ですねえ。
その一方でWBCも開幕、大看板・大谷翔平を欠きながらも日本は一次リーグを無事通過。話によると、日本・キューバ戦の視聴率は20%を突破したとかで、野球好きのオヤジだけでなく世間もそれなりにWBCで盛り上がっているようですね。
そんなWBCなのですが、今回は「HUBLOT」のロゴが非常に目に付きます。
例えばバックネット裏、ベンチの壁、そんなところに掲げられているウブロのロゴ。
LVMHグループは日本でウブロを売るのに、野球に目をつけたようなのです。
まずは高橋由伸氏から
昨年、読売巨人軍の第18代目の監督に就任したのが高橋由伸氏。
ベンチの中での彼の腕には、何だか目立つ時計が光っていたのです。
しかし、テレビ越しに加えて遠目ですから、どこのブランドかまでは判別できませんでした。
しかし、しばらくして目にしたウブロの広告には、スーツ姿の高橋氏。
そこで、あの時計はウブロだったのかと気が付いたのです。
サッカーの次は野球なのか?
ウブロといえば、FIFAワールドカップやユーロカップのオフィシャルタイムキーパーを務めてきたブランド。
知名度的にはそれで充分だろうと思っていたのですが、それに気がついていたのは時計好きぐらい。
現に周りのサッカーファンに聞いてもウブロについて知っている人はほとんどいませんでした。
そんなことはウブロが属するLVMHも痛感していたのでしょう、アジア圏での認知度上昇のために野球をスポンサードすることに定めたのです。
そして、どれだけの広告宣伝費がかかっているのかは知りませんが、恐らく飛んでもない金額を投資しているに違いないのです。
ロレックスですら広告宣伝の経費は惜しまない
さて広告宣伝といえば、こちらも巨額のスポンサー料が必要とされるので知られているのがF1の世界。
ウブロは2012年まで公式タイムキーパーだったのですが、その後を受けたのが誰もが知るあのロレックス。ロレックスこそこれ以上認知度を上げる必要性はなさそうなのですが、それでも広告宣伝費は投下し続けるもの。
F1のタイムキーパーに就任した記念に発売したプラチナ無垢のデイトナは木村拓哉氏が着用したりで話題になりました。
ロレックスよりまだまだ高いウブロです
さてそんなロレックス、度重なる値上げにより誰もが手を出すことができるブランドではなくなってしまったのですが、それでも一番安価なモデルであるオイスターパーペチュアルならば、40万円ぐらいで新品が手に入ります。
それに対してウブロの価格帯は一番安価なもので50万円後半から、看板モデルの「ビッグ・バン」なら80万からというロレックスよりも、もう一段階高い価格帯にあるのです。
この先を暖かく見守りたいと思います
LVMHグループはいったいどの客層に売ろうというのでしょうか? これが正直な感想です。
一般的な認知度を上げるために野球を媒体として選び、ロレックスよりも高価格帯の商品を売っていく。
これでは、どうも結果は望めそうもないと思ってしまうのは私だけでしょうか。
以前よりLVMHの広告展開には興味を持っていましたし、今回のウブロの展開にしても深い考えあってのことでしょうから、よもやミスはないと思うのですが……。
ニヤニヤしながら見守りたいと思っているのです。