半袖を安易に着ていませんか!?見た目で損しない為に気を付けたい大人の半袖姿について
- 2018/06/15
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梅雨って、入ると思ったより雨が降った感じがしなくて、明けるといきなり降り出す感じ。というのを毎年感じるのですけど、これって私だけでしょうか?
どちらにせよ梅雨は湿度が高くて、着る服の生地に敏感になります。汗をかいたらベチャベチャしちゃう様なものは不快感が酷いですからね。どうせなら汗を吸ってくれるし、すぐに乾いてくれるし、肌触りもさらっとして涼感を感じられるものが良いですよね。
汗対策として、手っ取り早い方法としては露出を増やすというのも、考えたくなります。実際には汗を吸う素材の服を着ていた方が、汗は肌から離れていきやすいのですけどね。濡れた服が肌に付くくらいなら、なるべく面積の小さい、露出の多い服を着たいという気持ちも分かります。
そんな、夏の露出を増やす服としての定番は「半袖」ですね。もう当たり前過ぎるくらい当たり前。「夏=半袖」と書いても違和感がないくらいのものです。
今回はそんな半袖について、大人な着こなしのコツをお届けしましょう。
半袖は、大人っぽくない
前提のお話として知っておきたいのは、洋服文化で男の装いを考えるとき、半袖は大人の装いとは言い難い。という事です。
男の大人の装いといえばスーツですからね。スーツの着こなしでは、露出して良い部分は「顔と手」のみ。腕が露わになる半袖は、カジュアルだったり子供の服として見られる傾向にあります。
これを把握していない大人の男性は少なくありません。「夏=半袖」くらいに捉えていたらまあ仕方ないのか、なんて思いたくなりますが、これは把握しておいた方が良いのです。
「Tシャツに短パン、ビーチサンダル」という3つのワードから、どんなイメージをしますか?夏休みに元気に遊ぶ少年とか、休日に何もする事がなくて家でダラダラしている中年のオッさんがコンビニに何かを買いに行く時の格好とか、そんなイメージが出てくるかと思います。「大人の色気を醸し出しながら、1人バーで黄昏る」なんてシーンは決して思い浮かばないはず。
半袖など、肌を露出させた服は、男にとって大人の服とは言い難いのです。
半袖に合う身体とは?
夏、ほぼ盲目的に選ばれ続ける半袖。しかし大人の装いとして男が着ようと思うのなら、自分の身体が半袖に似合う身体かどうかを見極める必要があります。チェックポイントは前述の通り「大人っぽいかどうか?」です。思い切ってシンプルに言うなら、
・痩せすぎ
・太りすぎ
これは、残念ながら格好良い大人の男を演出するのに、半袖を使うのはかなり難易度が高いと考えておきましょう。痩せすぎ体型では、露出する腕が貧弱さを強調しかねません。「頼れる大人の男」といった印象が期待しにくい。
また太りすぎ体型では、子供っぽく見えてしまいがち。幼児体型を連想させるため、半袖姿は「かわいい」というイメージが強くなります。
いずれも、それらの体型と自分のキャラクターが合っていてさらに、自分でアピールしたいイメージであるなら、その装いでもちろん良いのですが「大人の男」を広くアピールするには、半袖はあまりオススメできるアイテムとは言いにくいのです。
逆に、半袖が似合う!という体型はズバリ、鍛えられた逆三角形タイプ。半袖から覗くたくましい腕は、女性らしさも子供らしさも連想させません。
半袖を着るなら、それ以外は?
以上のことを踏まえ、いざ半袖を着よう!と思ったら、今度は半袖以外の服が問題です。主に、靴とズボンですね。目指すは「大人の装い」ですから、そういうイメージに相応しい格好を考えたい訳です。となると、半袖は「大人っぽくない」服ですから、それ以外のもので大人っぽさを出していきたい!と考える必要があります。
まずは、半袖でもう腕を露出しているのだから、ズボンでさらに素足を露出させるのは止めよう。と考えましょう。せめて、素足の露出を避ける事で大人っぽさを保たせるのです。そもそも実際のところ、街中で素足を出しているのは「かなりカジュアル」という装いだと認識できるのが大人です。ショートパンツを穿くのは、リゾート地とか、アクティビティといったシーンがメインですからね。
この考え方でいけば、「靴もカジュアルなものは避けた方が良さそうだな」と思いましたか?その通りです。靴も、スリップオンタイプでも良いですし、まあ、スニーカーでも良いので革製の靴をオススメします。
基本的には、下に位置する服が全体的な印象の土台となります。ですから、靴とズボンをきっちり大人の装いとしてまとめておけば、上半身では多少遊んだ着こなしを試してみても、大きくは崩れないものです。半袖を着こなす際には、この様な考え方から下半身で大人の雰囲気を出していく様にすると良いのです。「あのオヂサン、学生の頃から着るもの変わってないんじゃないの」なんて思われない、大人の半袖を楽しむことができるのです。
ぜひ、お試しくださいね。