夏の公式は「お洒落オヤジ=シンプル+1アイテム」です。覚えましょう
- 2017/07/28
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私の小学生の息子は、夏休みに入りました。夏はいろんなチャレンジが出来るので、今年はどこに連れて行こうか?と、計画を練り続けています。
私の様に子供を持つオヤジに限らず、オヤジ個人で考えても、夏は開放感もあり、いろいろしたくなりますよね。
そんな時、その経験を鮮やかに彩られた良い思い出にする強力なツールが、ファッションですね。
昔聞いた話ですが、人生最後の日に「良い人生だった」と思えるかどうかは結局、良い記憶や良い思い出がどれだけあったか?という事なんだそうです。
単なる生き物としてなら「沢山の子孫を残した」かどうかで個体として生きた期間の優劣が決まるのかもしれませんが、人はそれだけが全てではないですよね。
むしろ、「それ以外の事」をどれだけしてきたか?が人間らしさとも言えます。
そういう意味でいえば、「それ以外の事」をさらに彩るファッションは、人間らしさの詰まった行為だと思うのです。
さあ、今回はそんな良い思い出をさらに彩る、オヤジの夏スタイルのコツをお届けします。
オヤジの基本は「シンプル」
基本はシンプル。これが大前提です。
メディアを騒がす必要のある有名人ではないのですから、無駄に目立つ必要性はありません。自分らしさを自然に出せる装いが基本です。つまりそれは、シンプルという事なんです。
ただ、夏のシンプルは難しい。着る服の数が少ないし、生地も薄いし、半袖や短パンなど、面積も小さいですよね。
ファッションに限らず何でもそうですが、シンプルを極めるのが一番難しいのです。つまり
・オヤジの夏スタイルはシンプルが基本
・でもシンプルは難しい
まずは、この事をちゃんと認識する事が大事です。これを認識しているだけでも、変な格好になりづらいものですから。
夏のシンプルで気をつけること
夏はとにかく、服が少なくて小さくなります。Tシャツとショートパンツと靴。これで終わりなんて事もありますから。
冬場の様に、全部長袖、長ズボンで、上着もあってコートもあって、マフラーや手袋まで、、、なんて装いとは大違いです。
つまり、全身のイメージをつくる服の数が少ない分、1つの服の役割が多いのです。1着の服選びを間違っただけで、全体のイメージを大きく崩すのです。
そんな間違いをしないための基本的なポイントをお教えしましょう。
・柄物を身に付けるなら、1つに絞る
・全身中間色だらけにしない
・半袖とショートパンツを同時に着ない
・少なくとも1つはジャストサイズにする(上か下)
・服がカジュアルな時は、靴をしっかりしたものにする
・全身ニット素材にしない
こういったポイントを押さえておくと、夏のシンプルな着こなしは大きくハズす事なく、大人っぽく出来ます。
一度、確認してみて下さいね。
プラス1アイテムで彩る
さあ、ここからが今回メインのポイントです。シンプルでスマートな装いをクリアしたら、その上で1アイテム足してみましょう。
1アイテム足す事で、夏のシンプルな格好がグッとお洒落に見えてくるのです。
足すアイテムとしては
・薄手のベスト
・ブレスレット
・指輪
・ネックレス
・帽子
・メガネ(or サングラス)
この辺りがオススメです。
全部使ったら1アイテムになりませんからね。この中のどれか1つです。
プラスするアイテムも、基本はシンプルを心掛けましょう。どデカイ指輪や、ジャラジャラしたブレスレットやネックレスは、コワイおじさんに見えてしまう危険だってありますから。控え目で良いのです。
プラス1アイテムの選び方
これら1アイテムを選ぶコツは「自分が気に入ったもの」です。当たり前と言えば当たり前なのですが、なるべく本当に気に入ったものを身に付ける事をオススメします。
つまり、自分らしさをシンプルな服そのもので表現するのではなく、服はベーシックなものに留めておいて、プラスする1アイテムで控えめに表現するのです。こうすると、押し付けがましくない自分らしさを表現出来るんですね。
例えば私はコーヒーが大好きです。そこで、本当のコーヒー豆から型取ったゴールドのコーヒー豆のネックレスをつけています。ゴールドですが、本物のコーヒー豆と同じ大きさなので目立ち過ぎる事はありません。程良いアクセントとなって、自分らしさを出せる訳です。
気付く人しか気付きませんが、最近だとカフェでコーヒーを注文する時、オーダーの際にお店の女の子が気付いてくれました。「コーヒー豆のネックレスなんですね!」と。
自分の好きな物を身に付けていればその分野で、思わぬところで会話が生まれる事だってあります。そして、同じ趣味を持った人との出会いも生まれる可能性があります。
これって、素晴らしい思い出の1つになりますよね。
こんな風に、シンプルな装いで大人の着こなしを完成させ、そこにシンプルな1アイテムを加える事で、より自分らしい装いが出来るのです。
ちなみに、こういった装いが上手に出来れば自分だけでなく、あなたに会った人にとっても、あなたが素敵な思い出の一部になるのです。
誰かの素敵な思い出の一部になる、そんな装いをぜひ心掛けてみて欲しいと思います。