ベトナムは「ミニ中国」!?将来性のあるベトナム経済とは?

  • 2018/11/19
  • ビジネス
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  • 松村 昴
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「ミニ中国」のベトナム!

ASEAN諸国の中で、経済的に注目されているのがベトナムです。ベトナムは、「ミニ中国」とも言われています。これは、ベトナムは中国と同様で、共産党の一党社会主義体制を採用しており、似たような政策を行っているからです。

そんなベトナムは、長期間にわたって経済成長しており、将来性も抜群です。そのため、デキるオヤジなら、ベトナム経済について知っておくべきでしょう。そこで今回は、ベトナム経済について紹介していきます。

「ミニ中国」のベトナム!

 

35年以上も成長を続ける経済!

ベトナム経済は、長期間にわたって安定した成長をしています。実際に、ベトナムの経済成長率は、1981年以降ずっとプラス成長となっています。2017年の経済成長率も6.81%となっており、2018年もプラス成長の予想となっているのです。

1990年代にあったアジア通貨危機や2009年のリーマンショックでも、被害を最小限にとどめ、プラス成長をしています。まさに、ベトナム経済は安定した成長を遂げているのです。

 

ベトナム経済と「ドイモイ政策」

ベトナム経済が長期間にわたって安定した成長を遂げている理由は、「ドイモイ政策」にあります。ドイモイ政策とは、社会主義に市場経済システムを取り入れる政策のことです。

ドイモイ政策は、1986年のベトナム共産党の党大会にて採択されており、市場メカニズムや対外開放政策を導入するようになります。これにより、ベトナム経済は大いに発展することになり、これまでの安定した経済成長を支えてきたのです。

考え方としては、中国の改革開放に似ています。そのため、ベトナムは「ミニ中国」とも呼ばれているのです。

ベトナム経済と「ドイモイ政策」

 

将来を有望視されているベトナム経済

実は、ベトナム経済は将来を有望視されています。それがよくわかるのが、「NEXT11」や「VISTA」にベトナムは含まれていることです。

NEXT11とは、米国投資銀行であるゴールドマン・サックスとエコノミストであるジム・オニール氏が研究論文にて、BRICsに次いで21世紀に経済大国に成長するポテンシャルがあるとした国々のことです。

VISTAとは、BRICs経済研究所のエコノミストである門倉貴史氏がBRICsに続くグループとした国々のことです。このように、ベトナムはBRICsの次に経済成長が期待できると、注目されていることがわかります。

 

なぜベトナムは注目される?

<安い労働力>
ベトナムが世界から注目されている理由は、労働力が安いことが挙げられます。人件費は、中国の約6割と言われており、タイヤマレーシアなどのアセアン諸国と比較しても安価です。

中国は「世界の工場」と呼ばれていたのですが、それ以上に人件費が安いベトナムは、先進国の企業にとって魅力的です。実際に、多くの企業が生産拠点を中国に移しています。今後は、ベトナムが「世界の工場」と呼ばれる可能性もあるのです。

<豊富な天然資源>
ベトナムが注目されている理由としては、豊富な天然資源も挙げられます。ベトナムは、非常に天然資源に恵まれています。原油や天然ガスなどの鉄鋼資源だけでなく、森林資源や水産資源など様々な天然資源を有しているのです。

ベトナムは、「天然資源の宝庫」と言われるほどとなっています。それほどの天然資源を有しているため、世界から注目されているのです。

なぜベトナムは注目される?

 

デキるオヤジはベトナムに注目すべき!

このように、ベトナム経済は長期間にわたって安定した成長を誇っており、将来的にも有望視されています。「ミニ中国」と言われているベトナムですが、中国のような経済大国になるポテンシャルを秘めている国です。

そのため、デキるオヤジはベトナム経済をチェックしておくべきでしょう。ベトナムへの投資も、検討してみるのがいいかもしれません。いずれにしても、ぜひベトナム経済に注目してみてください。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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