信頼を得たいビジネスマンに捧げる、三国志の名軍師・諸葛亮の名言3選

  • 2017/02/11
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  • 八神千鈴
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史実では優れた政治家だった諸葛亮

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中国の歴史小説『三国志演義』の登場人物で、日本でも高い人気を誇るのが諸葛亮です。その大きな理由は、大軍も一気に打ち破る策略を次々と考え出すところでしょう。ときには風を操って火計を成功させることもあります。
しかし、魔法使いのような現実離れした策のほとんどはフィクションです。『三国志』には娯楽色の強い小説『三国志演義』と、そのベースとなった歴史書『正史三国志』があり、魔法使いのような諸葛亮は『演義』の姿です。『正史』の諸葛亮は蜀という国の優秀な政治家として紹介されています。
諸葛亮が真に優れていたのは、部下にルールを守らせる手腕でした。こうして国の秩序を保ったのです。
諸葛亮は相手を無理に押さえつけず、相手の立場や心情を考えた提案で信頼を得ながらルールを徹底させました。その方法論は現代のビジネスマンにも参考になります。
そんな諸葛亮の名言から、3つをご紹介しましょう。

 

私は軍を統率するとき、約束の厳守を基本としている

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これは、諸葛亮が兵士たちに一時帰国を約束して出陣し、実際の戦場で戦況が苦しくなったときに言った言葉です。
旗色が悪い中で兵士に休暇を与えればもっと苦しくなるのは当然ですが、諸葛亮は約束を守って兵士の帰国を認めました。すると感激した兵士たちは自分から休暇を返上したのです。
非常事態に約束を取り消しても、しかたないと思ってもらえるでしょう。しかし、それに甘えず約束を守ろうとする誠実な態度が、人の心を動かすのです。

 

『春秋』には総指揮官が責任を取るべきだと書かれている

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『春秋』とは古代中国の歴史書で、「上に立つものが責任を取るべき」という主張が多く見られます。諸葛亮はこの内容を引き合いにして、合戦での敗北は自分の責任だと上司に報告しました。
実際には部下が策に従わなかったことが大きな敗因なのですが、諸葛亮はそこに触れず、部下を責めないでほしいと願ったのです。
現代では、不祥事が起きるとすぐ逃げたりごまかしたりする責任者がよく見られますが、堂々と責任を取る人にこそ信頼が集まるのです。

 

関羽殿は能力が抜群なので、新参の馬超ではとてもかなわない

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関羽は諸葛亮が仕えた主君・劉備の旧臣で、一方の馬超は後年になって迎えた名将です。馬超は名門出身だったこともあり、劉備と諸葛亮は馬超に高い地位を与えるなどして厚遇しました。そのため、関羽が不満を言うようになったのです。
そこで諸葛亮が関羽に送った手紙に書いた言葉が、この名言です。手紙を読んだ関羽は上機嫌になり、以降は不満を言わなくなりました。
単なるお世辞のようにも思えますが、相手の自尊心を傷つけないよう気を配ってあげるのは大切なこと。文句を言うなと叱るより、相手を喜ばせたほうが円満な結果を得られるのです。

周囲がなかなか心を開いてくれないときは、諸葛亮の言葉を実践してみてください。

名言の引用元:正史三国志

この記事の作者

八神千鈴
八神千鈴
編集プロダクション、出版社の編集者を経てフリーライター。現在は歴史系記事をメインに執筆。それ以前はアニメ、コスメ、エンタメ、占いなどのメディアに携わってきました。歴史はわかりづらいと思っている方にもわかりやすく、歴史のおもしろさをお伝えしたいです。
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