仮想通貨2017年最終日の時価総額ランキング5つと主な特徴まとめ
- 2018/01/09
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2017年は仮想通貨元年と言われ
いい意味でも悪い意味でもたくさんのニュースに取り上げられた年でした。
私が仮想通貨の取引に参戦したのは
2017年の8月末くらい。
それから4か月ちょっとですが
その間にも数々の想定外のニュースがありました。
12月のビットコインの急騰からすると
直近の大幅な下落は
素晴らしい相場の荒れ具合を見せてくれ、
31日の今日、上昇に転じるかと思いきやもう一度小幅な下落と上昇を繰り返し中です。
最終日手前で時価総額ランキングでは
2位のイーサリアムをリップルが抜き
リップラーにとって念願がかなったような2017年の締めになりました。
あたらめて時価総額が多い主要な仮想通貨について
特徴を振り返ってみたいと思います。
取引高参考サイト
https://coinmarketcap.com/#JPY
リップルが最後にイーサリアムを抜いた
仮想通貨時価総額2017年最終ランキング5
5位Cardano (ADA)
なんといつの間にか著名銘柄を抜いて
5位にまで上昇したエイダコイン!
私はこのコインには縁があり、
ビットレックスに上場する瞬間から見守っていました。
詐欺だなんだと不評の中
取引高の多いビットレックスに上場が決まり
上場した瞬間に10倍以上の値を付け、
なんとその後すぐに暴落!
1/5以下になりそこからしばらく低迷しましたが
今年度最高値は上場直後の最高値の2倍以上をつけました。
実力のあるコインです。
日本人のガチホが多いともいわれるエイダ。
このエイダといえば特徴的な内容ですが
オンラインカジノを基盤にそこで使えるコインとして
最初作られました。
当初の予定では
カルダノというプラットフォームを基盤に
拡大していく予定でしたが
この後汎用的なプラットフォームの開発へと計画がシフトされています。
ゲームでなくなっただけではなく
プラットフォーム上のアプリケーションとして
ゲームを開発することも可能となりました。
カルダノが目指す技術的目標は、
第3世代の暗号通貨を作り出すことにあります。
スマートコントラクトなどの機能をつけた
イーサリアムを超えた第3の通貨の構築に向けて進んでいます。
多くの通貨から得られた内容を整理し
相互運用性や持続可能性に優れた通貨を目指しています。
すでにバルセロナのホテルや
大阪の飲食店でエイダの決済が行われた実績もあり
かなり少ない数ではありますが着実に進行しているようです。
2018年にはShellyという非中央集権化に着目した
アップデートが行われる予定になっています。
(第二四半期予定)
4位Bitcoin Cash (BCH)
まさかの8月のハードフォークで分裂し
誕生したビットコインキャッシュが
2017年時価総額4位になりました。
その当時ビットコインを保有していた人が
多かったことを考えると
それはそうかも、という結果でもあります。
ビットコインキャッシュの内容自体も
ビットコインを超えるための対策が練られています。
ビットコインキャッシュは
ブロックサイズがビットコインの8倍サイズに規定されています。
現在ビットコインは
1ブロック当たりの上限がIMBに制限されていたことから
送金の遅延、手数料の高騰が問題となっています。
この問題に対応するべくキャッシュは
1ブロックあたりのサイズを大きくし
独自の難易度調整アルゴリズム(DAA)を11月に採用しました。
これにより計算難易度が
上がりすぎたり低くなりすぎたりを防ぎ
安定して運用できるようになりました。
採掘難易度の調整のアルゴリズムが入ったことで
送金の処理の遅延、※リプレイアタックを防ぎ
手数料の高騰を防ぐ内容となっています。
※リプレイアタックとは
ハードフォークによって
ブロックチェーンが複数の枝に分岐し、
異なる 2 つ以上の独立した台帳に分かれてしまった場合において、ひとつの枝で有効なトランザクションが
他の枝でも有効となることを利用して、
ある台帳上で有効な取引を他の台帳上でも
実行することにより、送金者の意図しない台帳上で
資産移動させてしまうことを、リプレイアタックといいます。参照 ビットフライヤー
今後もその開発は進みんでおり
ビットコインを支えてきた人達も
ビットコインキャッシュへ移行する人たちも増えてきているようです。
3位Ethereum (ETH)
ビットコインに続き、
先日まで時価総額2位だったイーサリアム。
ここにきてリップルに抜かれてしまいましたが
今後も将来性を感じる大きな特徴としては
スマートコントラクトという機能がついています。
スマートコントラクトとは
取引で行われる契約を
自動的に実行したり保存していく機能です。
この機能を使うと、
契約内容まで自動的に実行され
契約が実行されると実行内容もネットワーク上に保存されます。
過去の契約の経緯や権利譲渡など
取引の履歴を保存することで、
信用情報も蓄積することが可能です。
世界中でいつでも内容を監査できるようになっており
データの改ざんも難しく信頼度の高いシステムです。
2位Ripple (XRP)
2017年最後の最後に急騰を見せ
時価総額も第2位に上がったリップル。
著名な仮想通貨の1つとしては
買いやすいお値段のままウロウロしていましたが、
ここ1か月で約11倍になりました。
通貨の特徴としてはシステムもしっかりしており
ブリッジ機能、
あらゆる法定通貨や仮想通貨を預けられるWebウォレット、
IOUを利用した取引があります。
リップル内で法定通貨や
他の仮想通貨と交換することもできます。
マイニングの採用システムも他の通貨と違い
事前にリップルに登録し、
World Community Gridに参加すると、
参加者の貢献度に応じてリップルがもらえる独自システムを採用しています。
大きく他の通貨と違う
IOUを使った取引とは借用証明書のようなものです。
IOUは法定通貨、仮想通貨を含めたいろいろな通貨と交換が可能です。
このIOU取引があるため
リップルは仮想通貨のみならず、「取引プロトコル」と言われていたりします。
1位Bitcoin (BTC)
最後の最後はやはり仮想通貨王者ビットコインでした。
他の通貨が上がってきているとはいえ、
2位以下を大きく引き離し1位を守っています。
ビットコインキャッシュこそ本当のビットコインだと
キャッシュはビットコインを超える施策を練っていますが
ビットコインは先物上場もはたし
ちょっと仮想通貨から離れた存在になりつつあります。
機能としては後で作られたコインの方が
圧倒的に利便性も兼ね備えていますが
それでもこの時価総額はさすが世界初の仮想通貨。
ビットコインの特徴としては
世界で初めての発行主体がいない分散型通貨です。
外部から管理影響されにくい通貨であり
世界中にブロックチェーンを通して送金が可能です。
しかしながら既に発行上限が2,100万BTCと決められており
上限もあることから金と比較されることも多い通貨です。
金と比較すると利便性もあることから
優れた交換手段としての特徴も兼ね備えており、
自らの国に何かがあり、通貨の価値が下落した場合でもある一定の価値を守りやすいとも言えます。
ただし、先物にも上場されたことから
変動リスクも高いです。
既に決済システムとして利用されているところも増えており
日常に決済として使える手段としても
ビットコインが一番普及しています。
まとめ
あらためてそれぞれのコインの特徴もまとめてみましたが
まさかこんな特徴があったのか!!!w
よく知らないこともありましたw
特にエイダコインは
途中とってもお世話になったコインでもあり
売り抜けしてしまったことが悔やまれましたw
まさかまだあんなに急騰するなんて(;^_^A
あくまで投資は自己判断でお願いいたしますが、
何か参考になれば幸いです。