まだまだ伸びる!カンボジア経済がどんどん成長するこれだけの理由

  • 2019/03/27
  • ビジネス
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  • 松村 昴
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順調に成長しているカンボジア!

順調に成長しているカンボジア!
カンボジアと言えば、ASEAN加盟国で発展途上国のイメージが強いです。実際に、カンボジアはまだまだ発展途上国ではあります。しかし、実はとてつもないスピードで経済成長をしており、さらに今後もどんどん成長していくと予想されています。

そこで気になるのが、なぜカンボジア経済が今後も成長すると見込まれているのかです。そこで今回は、カンボジア経済がこれからも成長するとされている理由について紹介していきます。

 

カンボジアの経済成長率は?

カンボジアの経済成長は、とても高いプラス成長を続けてきています。実際に、2004年~2007年までは10%を超えるプラス成長となっているのです。ただし、サブプライムローン問題などで世界的に不況となった影響を受け、2009年の経済成長率は0.1%にまで落ち込みます。

しかし、その後はしっかりと回復し、7%前後のプラス成長を続けているのです。これからも、同程度の経済成長率を維持すると見込まれています。

 

カンボジア経済が今後も成長する理由とは?

<若年労働力が豊富な人口構成>
カンボジア経済が今後も成長するとされる理由は、まず人口構成が挙げられます。カンボジアは、独立・内戦で多くの犠牲を出し、その後1993年に誕生した国です。

内戦の影響により、カンボジアでは中年以降の層がとても少ないです。その反面、若年層がとても多いという特徴があります。つまり、若年労働者が多い人口構成となっており、今後も労働人口は増加していくことが確実です。

労働人口が増えれば、経済成長するのは自然な流れです。しかも、若年層の所得が増えれば、購買層の増大となり、市場も拡大していきます。そのため、さらにカンボジア経済の成長へと繋がっていくとみられているのです。

<アジアの生産拠点としての魅力>
カンボジア経済が今後も成長する理由は、アジアの生産拠点としての魅力も挙げられます。先ほど紹介したように、カンボジアには豊富な若年労働力があります。しかも、人件費がとても安価です。そのため、アジアの生産拠点として、海外企業から注目されています。

実際に、外資企業が中国やタイなどの生産拠点の一部をカンボジアのシフトさせる動きがあります。これらの動きは、「チャイナ・プラス・ワン」や「タイ・プラス・ワン」などと言われており、今後も生産拠点の一部をカンボジアに移す企業がでてくることでしょう。

<経済が「ドル化」していることの安心感>
カンボジア経済の特徴としては、「ドル化」が進んでいることが挙げられます。そして、この「ドル化」も今後の経済成長が続く理由の1つとされているのです。

カンボジアでは、「リエル」という通貨が発行されています。しかし、実際には米ドルが主に使用されており、金融や商業活動の決済の多くがドル払いとなっています。そのため、カンボジア経済は、事実上「ドル化」しているとされているのです。

「ドル化」していることは、海外投資家にとっては魅力的に映ります。なぜなら、為替リスクがないからです。ですから、カンボジアは「ドル化」によって海外からの直接投資がしやすくなっており、今後も経済成長にも繋がっていくとみられているのです。

 

カンボジア経済は将来有望!

カンボジア経済は、堅調に高い水準で成長しています。しかも、これからもどんどん成長していく可能性が高いです。人口構成や生産拠点としての魅力、「ドル化」の現状などを考慮すれば、カンボジア経済は将来的に有望と言えるでしょう。

カンボジア経済は、まだまだ成長していくはずです。それだけに、今後のカンボジア経済には注目しておくべきです。世界経済に注目している方は、ぜひカンボジア経済も注視してみてください。

この記事の作者

松村 昴
松村 昴
大学生時代からギャンブルを愛するフリーライター。 競艇・競馬・カジノがとくに大好き。 現在は全国24競艇場を旅しながら記事を執筆中。 趣味はアウトドアでキャンプやサイクリングで気分転換。
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