世界経済でBRICSはもう遅い!注目すべきはNEXT11
- 2018/06/07
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BRICSよりNEXT11に注目!
世界経済はグローバル化の波の中で、刻一刻と姿を変えていきます。時代の流れに乗り遅れないためにも、世界が注目している国は要チェックしておくべきです。そして2000年以降、凄まじい経済発展を進めてきたのがBRICSです。
しかし、すでにBRICSに注目するのは遅いとされています。そして、次に注目するべきなのはNEXT11です。そこで今回は、NEXT11について紹介していきたいと思います。
BRICSからNEXT11へ
これまで世界的に注目されてきたのはBRICSです。BRICSは、ブラジル・ロシア・中国・南アフリカ共和国の5カ国のことです。BRICSは、2000年代に急速な経済成長が期待できる国とされています。BRICSには、国土面積の大きさや人口や資源の多さ、市場が未成熟な点などが共通点となっており、経済発展する土壌があったのです。
そして、実際にBRICSでは経済発展をしていったのですが、残念ながら陰りが見えています。そんな中で注目されているのがNEXT11なのです。
NEXT11とは?
NEXT11は、アメリカの投資銀行であるゴールドマン・サックスとジム・オニール氏が研究論文にて、BRICSに次いで21世紀に経済発展する潜在性がある新興国のことです。具体的には、イラン・インドネシア・エジプト・トルコ・ナイジェリア・パキスタン・バングラデシュ・フィリピン・ベトナム・メキシコ・韓国の11カ国となっています。
今後NEXT11の国々は、注目されていく可能性が高いのです。
NEXT11の特徴・共通点
実は、NEXT11にはこれといった共通点がありません。国土面積の大きさや人口、現在の経済力などを見比べても共通点がないのです。そんなNEXT11の国々が、成長するとされている理由が外貨の流入とされています。
規制緩和によって外貨の流入があり、これによって今後GDPを増加させていくと予想されているのです。
NEXT11への投資が魅力!
オヤジの中には、投資に興味があるオヤジがいるはずです。そんなオヤジにとって、魅力的なのがNEXT11の国々となります。日本や欧米など、先進国は経済が成熟期に入っています。そのため、今後爆発的に成長することは期待できず、投資してもうまみはありません。
そこで狙い目なのが、経済が発展途上である新興国となります。とは言え、どの新興国でも経済発展が進むとは限りません。投資するなら、経済成長の可能性が高い国に行うべきです。そして、経済成長の可能性が高いのが、NEXT11の国々なのです。
NEXT11の中でも注目の国!
NEXT11の国々の中でも注目なのがフィリピンです。実は、かつて「アジアの病人」と呼ばれており、それほど経済不振がひどかったのです。アジアで初めて対外責務のデフォルト(債務不履行)に追い込まれています。そんなフィリピンですが、今では経済成長が著しく、NEXT11の中でも注目すべき国のひとつなのです。
フィリピンが今後注目の理由のひとつが、人口増加にあります。フィリピンの人口は増加傾向にあり、かつての日本の高度経済成長期と同じような人口ピラミッドとなっています。この状況は、「人口ボーナス期」と呼ばれており、経済成長しやすいとされているのです。
そして、フィリピンは人口ボーナス期が2050年まで続くとされています。それだけに、今後注目すべき国としてフィリピンがおすすめなのです。
世界経済は目まぐるしく動いており、新興国も経済発展を遂げる国があります。そんな中で、今後の経済発展が期待できるのがNEXT11の国々です。これまで、BRICSの経済発展ばかりが注目されていたのですが、残念ながら陰りが見えています。
そこで注目されているのがNEXT11の国々なのです。経済発展の潜在性があるNEXT11は、投資の対象として狙い目となります。もちろん、リスクもありますが、爆発的な経済成長を遂げる可能性があるのです。なかでもおすすめなのがフィリピンです。
人口ボーナス期であるフィリピンは、今後順調に経済発展を成し遂げていくことでしょう。それだけに、ぜひNEXT11のなかでもフィリピンに注目してみてください。