意外と知らない!美術館・博物館でのマナーは?
- 2019/02/15
- ビジネス
- 260view
- マナー/教育
- おでかけ
- トラブル
- マナー
- 教育
- 知識
- 芸術
よく行く人もおさらいしておこう!
美術館と博物館は、アートや歴史が満喫できる貴重な場所です。
めったに行かない人は「堅苦しそう」「マナーにうるさそう」と感じるかもしれませんが、実際にはどうなのでしょうか?
よく行く人もこの記事でマナーをおさらいして、より快適に楽しんでいただけたらと思います!
絶対に守るべきマナーは2つ!
美術館でも博物館でも共通しているのが、
①作品を守る
②周囲に迷惑をかけない
という2つのマナーです。
美術館や博物館で展示されているものは、たとえレプリカであっても重要な作品・資料です。
そして、忘れてはいけないのが、自分だけの空間ではないということ。
その場にいる誰もが快適に鑑賞できるように、最低限の配慮を怠ってはいけません。
これらのマナーを守るためにも「何をしたら作品を傷つけてしまうのか?周囲に迷惑をかけてしまうのか?」を知ることが大切です。
飲食は厳禁
映画館のお供といえば、ジュースやポップコーン!
おいしいものを飲み食いしながらの映画鑑賞は「最高!」の一言に尽きますよね。
美術館と博物館も同じように、飲食をしながら展示品を眺めるとより楽しめそうな感じがするかもしれませんが、絶対に厳禁です!
飲食がダメな理由は簡単!
周囲の人の服や展示品、館内を汚す恐れがあるからです。
飴・ガムも、なんらかの拍子に口から出たり、下に落ちてしまったり…といったことが考えられるので、鑑賞中は控えるべきでしょう。
大きな荷物や傘を持ち込まない
旅行中や雨の日に、美術館や博物館に行くこともあるでしょう。
そのときに気を付けたいのが、手荷物のこと。
大きな荷物も傘も、人にぶつかったり、進路をふさいで迷惑をかけたりする恐れがあります。
本人は「これくらい大丈夫」と思っていても、周囲は「傘でつまづきそうになった」「荷物が邪魔で通れなかった」と迷惑していることも。
鑑賞の妨げになるような荷物は、面倒臭がらずにロッカーやクロークに預けましょう。
扇子・ウチワの使用も控えよう!
夏の暑い日だけでなく、冬も体を動かしたり、服装と室温が合わなかったりして汗ばむことがあるため、年間を通して扇子やウチワが欠かせない人もいるでしょう。
美術館や博物館でも、思わず扇子やウチワで涼みたくなることもあるかもしれませんが、人に当たる恐れがあり、トラブルの原因にもなります。
展示品に触らない・無理に近づかない
触れてもいい展示品以外は、絶対に触らないこと。
そして、無理に近づかないことです。
興味がある展示品は「もっと近くで見たい」と思ってしまいますが、触れることや近づくことは、展示品への傷・破損のリスクを高めます。
展示品の近くには、ラインが引かれていたり、ロープが張られていたりするのですが、これは「ここより中には入らないでください」という目印です。
身を乗り出して鑑賞するのも、危険なのでやめましょう。
携帯電話・スマホも注意!
携帯電話やスマートフォンは電源を切るか、マナーモードにしましょう。
通話は当然迷惑になりますし、スマホゲームやSNSに夢中になるのも考えものです。
どうしても通話がしたいときは、事情を説明して一旦外に出る等して、周囲への配慮を忘れずに。
また、展示品の都合上、写真撮影が禁止されていることが多いため、携帯やスマホを展示品に向けるだけで、注意される恐れもあります。
誤解を生む行動も、マナーとして控えたほうがいいでしょう。
筆記具も場合によってはNG
感想などをメモにとりたいという人もいるでしょう。
メモが禁止されている展覧会や施設以外はOKですが、ボールペンや万年筆などの「インク」が入ったものは、周囲を汚す恐れがあります。
どうしてもメモをとりたいときは、鉛筆を使うようにしましょう。
この他にも、大声を出す・走り回るといった迷惑行為は当然NGです。
思いやりの心を持って、鑑賞を満喫しましょう!