仲間と共に成長しよう!「フォーストレップ」による筋トレ術
- 2018/03/01
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仲間を作ることの意義
ジムで筋トレをしているといろいろな人を見かけますね。一人で黙々とメニューをこなす人。友達とずっとしゃべってばかりの人。そして、筋トレ仲間たちと合同トレーニングに励む人…。
ジムで何をするかは本人の自由ですから当然他人がとやかく言うべき事ではありません。ただ、ジムでしっかりと筋肉を刺激し、発達させようと思うならいろいろな工夫が大切になるのも間違いの無い事実でしょう。
筋トレは基本的に一人で淡々とやるべきものですが、時には仲間と助け合いながら互いを限界まで追い込むのも楽しいものです。人のトレーニングの補助(スポッター)をすることで自分自身、新たな発見や学びもあります。
今回は、仲間と筋トレするからこそ実践できる「フォーストレップ仲間と共に成長しよう!「フォーストレップ」による筋トレ術ジム法」という筋トレテクニックについて紹介しましょう。フォーストレップ法は筋肉を徹底して追い込み、強い刺激や負荷が得られるとても効果的な筋トレテクニックなのです。
フォーストレップで限界を超える
それではまずはフォーストレップの基本的な概念や方法について解説していきましょう。フォーストレップではスポッターが付きますが、あくまでも補助をするのはトレーニーの力が限界付近に達した時のみです。
スポッターの役割は、トレーニーが自力ではウエイトを挙げられなくなって以降、それまでと同様のペースで動作できるだけの最小限の補助を行う事です。つまり、補助が過剰となってしまうと追い込みが甘くなりフォーストレップ法は失敗となってしまいます。
スポッターがかなり大きな力を加えなければ動作が出来なくなったところでセットは終了です。このようにスポッターが付くことで一つのセット内で細かくドロップセットを行うような環境が得られるのです。
フォーストレップに向かない種目は?
フォーストレップに適した種目にはベンチプレスやケーブルクロスオーバー、ダンベルフライといった大胸筋用の種目や、ショルダープレスやサイドレイズといった肩を鍛える種目が多くある一方、デッドリフトやベントオーバーローはフォーストレップには向きません。このあたりの使い分けについても各種、自分で判断する必要があります。
また、スクワットの補助はトレーニーの真後ろにぴったりと寄り添い、脇の下に腕を通すように立ちます。そしてトレーニーと同様のタイミングで屈伸運動をしましょう。
多くの場合スクワットのスティッキングポイントはボトムからの切り返し直後にありますから、この部分だけを補助するイメージとなりますね。
リバース・フォーストレップテクニック
通常のフォーストレップとは逆に、セットのはじめにスポッターに負荷を掛けてもらう方法もあります。この場合、セットをリバースフォーストレップからスタートし、その後スポッター無し、終盤に通常のフォーストレップとすることで最初から最後までずっと強い負荷を得ることができます。
リバースフォーストレップと通常のフォーストレップの組み合わせはとても効果の高いトレーニング方法ですが、スポッターがある程度熟練していなければ実施が難しいため仲間同士での練習が必要となるでしょう。
いずれにしても、同様の趣味や目的を持ち互いに切磋琢磨できる人間関係というのは貴重です。特に40代や50代のオヤジともなれば、仕事とは別の面で何か本気になって打ち込める対象があるというのは素晴らしい事と言えるでしょう。
筋トレによって得られる身体的な効果についてはこれまでたくさんご紹介してきましたが、更に筋トレを通じて仲間まで得られるとしたらこれほど素敵なことはありませんね。ジムで気の合いそうなトレーニーを見かけたら是非声を掛けてみましょう。きっと新たな発見と出会いになるはずです。