あの有名人が考案?珍しい筋トレ種目5選!
- 2017/11/15
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有名人の名が付けられた筋トレ種目!
人間の体は人それぞれ骨格や筋肉の付き方が微妙に違います。全く同じ骨と筋肉を持つ人は世の中に二人と存在しないのです。
そのため、一般的に広く認知されているメジャー種目だけでは、自分の体を細部まで鍛えることは難しいと言えます。つまり、基本種目はしっかりと実践した上で、一工夫されたユニークな種目をプラスアルファする方が良い筋トレ結果を得やすい、という意味ですね。
今回は、ボディビルダーやトップアスリートが考案した、ちょっと変わったオリジナル筋トレ種目をご紹介します。全て本人の名が付けられた効果的な物ばかり。これらを参考にしつつ、貴方独自の新しい種目を開発するのも良いでしょう。
一番有名?アーノルドプレス
人名が付いている筋トレ種目の中で最も有名なのがコレでしょう。アーノルドプレス。アーノルドとは皆さんご存知、筋トレ界の神様「アーノルド・シュワルツェネッガー」その人です。
世界最高のボディビルダーを決定するオリンピア大会を二十代前半という驚異的な若さで制したアーノルドは、その後ハリウッドのトップ俳優に。そして政治家としてカリフォルニア州の知事も勤めるなど絵に描いたようなアメリカン・ドリームの体現者です。
そのアーノルドがボディビルダー時代に熱心に行っていたのがアーノルドプレスです。
通常のダンベルショルダープレスにやり方は似ていますが、スタートポジションで手の甲を前方向に向け、手首を捻りながら挙上するという点が異なっています(フィニッシュでは手のひら側が前を向く)。
ショルダープレスよりも肩の筋肉の稼働が大きくなり、軽い重量でも強い刺激を与えることができるため怪我の防止にも役立つ種目と言えるでしょう。
大胸筋の中央部狙い!スヴェンプレス
2階建てバスを引っ張ったり、巨大な岩を素手持ち運んだり、まるで人外と言えるようなパワーを競う「ストロングマン競技」。2001年にこの大会を制した「スヴェン・カールセン」の名前が付けられているのが「スヴェンプレス」という種目です。
大迫力のストロングマン競技ですが、このスヴェンプレスはちょっと地味。というか、めちゃくちゃ初心者っぽいトレーニング方法です。しかし効果は抜群なので是非一度試して頂ければと思います。
やり方は、軽めのダンベルプレートを二枚重ね、それを縦向きにして両手で挟み込むようにして胸の前で保持します。
これをスタートポジションとし、ダンベルを挟んだまま腕をまっすぐ前へ。
伸ばしたところでまた腕を曲げる。この繰り返しです。
スヴェンプレスは大胸筋のトレーニング種目ですが、ベンチプレスやダンベルフライとは全く違った筋肉の使い方になります。新鮮な刺激を簡単に得るためには非常に効果的と言えますね。
筆者も大好きメドウズロウ
三つ目の種目はメドウズロウです。メドウズとは「ジョン・メドウズ」のことで数々のIFBBボディビルチャンピオンを指導してきた、超優秀なトレーナーです。
メドウズロウは、Tバーを使って行います。要は片側にだけプレートが装着された状態のバーベルですね。これを床に置いて使用します。
やり方は、バーベルに向かって横に立ちます。ちょうど先端部分(プレートがついている側)が自分の股間の真下にくるあたりの位置です。
そしてバーベルに近い側の手でバーベルの先端を握り、膝を曲げて前傾姿勢をとります。
この姿勢から肩甲骨を後ろに引いてバーの先端がみぞおちあたりにくるよう持ち上げます。
ちょうどフリーウエイトとマシントレーニングの中間のような効果を背中に与えることができる種目です。
Tバーローとセットで実施すると準備の手間も省けて効率的です。
君もオリジナル筋トレ種目を考案しよう!
いかがだったでしょうか。いくつかの種目を複合させたテクニックや、一般的な種目の「角度」をガラッと変えた物、普通の筋トレ機具の思いもよらない使い方など、豊富なアイディアが詰まっていましたね。
皆さんも「今ひとつ効きが悪いな」と感じる部位や種目がある場合は、思い切ってオリジナルの方法を考案し、試してみるのも良いかもしれません。怪我には注意する必要がありますが、劇的に肉体を進化させるきっかけとなる可能性もあるのです。