貴方の笑顔はジムで作られる?筋トレがメンタル向上に効く理由
- 2017/10/22
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ジムは表情の宝庫
ジムに行くと他人の筋肉の大きさや、絞り具合が気になりますよね。あるいはベンチプレスやデッドリフトで、どのくらいの重量を挙げているのかにも関心が向きます。
ですが、次にジムに行く機会があったらちょっと気をつけて頂きたい部分があるんです。それは「他人の表情」。
ジムにはいろいろな表情が溢れています。限界ギリギリの重量を扱っている最中の苦しそうな顔。セットが終わってホッとしている顔。様々です。
ただ、共通しているのはみんな健やかで、晴れ晴れしているという点です。ジムで真剣にトレーニングをしている人で、つまらなそうな表情や、悩みを抱えている最中のような表情をしている人は一人もいません。
実は筋トレには心をポジティブにする効果があるのです。今回は、我々オヤジの表情を明るくする筋トレのメンタルへの効果について解説していきましょう。
日本人の多くはメンタルがヤバイ!
日本人は世界的に見ても「悩みを抱えやすい体質」と言えます。これは単に国民性という言葉で片付けられるものではありません。日本人の多くはDNA的に「セロトニン」という脳内物質が少ないことが分かっています。セロトニンは抗ストレス物質とも言える存在で、自律神経の安定や睡眠の質を維持するためにとても重要なものです。
このセロトニンの量が少ない日本人は必然的にストレスによってうつ病や自律神経失調症を引き起こしやすい状態にあります。しかも「我慢=美徳」とする価値観も根強いために、更に事態が深刻化してしまっているという状況です。
筋トレが精神安定をもたらす根拠とは?
これまで有酸素運動(ジョギングや水泳)によって脳内のセロトニンやエンドルフィンのレベルが向上し、それによってメンタルが改善するという研究結果は報告されていました。
そして最近になって、これが筋トレでも十分に同様、もしくはそれ以上の効果が期待できることが明らかになったのです。
しかもアイルランド大学の研究によればハードなトレーニングを行わずとも、セロトニンやエンドルフィンの分泌は促進されるというのです。限界ギリギリまで高重量を扱わなくても良いというのであれば、当然多くの人(高齢者でも)にも受け入れられます。走ることができなくても、筋トレなら自宅でだって実施できるのです。
さあ筋トレやろうぜ!
以前、私の知人がこんなことを言っていました。
「仕事が上手くいかなくてむしゃくしゃしたり、全然お金を稼ぐことが出来なくて(彼は自営業でした)辛い時でも、なぜか1日の最後に筋トレさえやっていれば、ストレスが溜まることがなかった。今日も1日頑張ったぞ!と言えた」
もしかするとその知人も筋トレの効果によってポジティブなメンタルをキープすることが出来ていたのかもしれません。今では仕事も軌道に乗り、おまけに外車にも乗っています。非常に腹立たしいことです。
ジムで本格的に筋トレしなくても大丈夫。公園で懸垂するだけでも、自宅で腕立て伏せをするだけでもOKです。なんとなく気持ちが沈みがちな人は、今日からでも筋トレ、はじめちゃいましょう!