男は朝からシコを踏んでスタートダッシュ!
- 2017/08/19
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シコを踏むだけで差を付けられる
シコは知らない人でも相撲取りが取り組み前に何度もする準備運動と言えば想像も付きます。
見た目にもハードな相撲を取る前にあれだけ念入りに何度も踏んでいるのであれば、さぞかし効果もあるはずです。
ところがこのシコは相撲に限った運動ではありません。
およそ似ても似つかぬマラソンランナーもスタート前にシコを踏んでいるのです。
いつまでも年齢を感じさせない黒柳徹子が日々欠かさない事でも知られています。
いったいどれだけの効果があるのか、フィジカル面だけでなくメンタル面にも広げて理解を深めておきましょう。
毎朝、繰り返していると相応に筋肉が付きますし、朝から一歩リードした気にもなって余裕も生まれるのです。
大地を踏みしめる行為自体に地に腰を据えた一日を過ごすための儀式にもなるでしょう。
相撲のシコにもそんな意味合いがあると言う説もあるのです。
股関節の周囲を鍛える
股関節は上半身と下半身との接点になります。
ここがしっかりしていないとせっかく身体を鍛えても上下のバランスが取れずに全体がぎくしゃくしてしまうのです。
それもただ頑丈なだけではなく柔らかくなければいけません。
それによって無理な体勢になっても身体全体で支える動きが可能になるのです。
身体が無理に耐えられるようになれば、なぜか心も無理なプレッシャーにも耐えやすくなるのです。
まさに心技一体と言うのは本当なのです。
・腸腰筋アップ
腸腰筋は人間の持っている筋肉を代表する筋肉で背骨と太ももを繋いでいます。
下半身と上半身を繋いで身体の軸を安定させる最も大きな筋肉なのです。
よってここを発達させられれば基礎代謝もアップして太りにくくもなります。
・お尻もお腹も引き締まる
だらんと垂れ下がっていたお尻やお腹周りの筋肉も鍛えられますので見栄えも良くなり気分も引き締まります。
姿勢が良くなりますので、腰痛の予防や治療にもなるはずです。
シコの踏み方
相撲取りのように足を伸ばして高く上げるのはなかなか難しいものがあります。
相撲取りは股割りなどでそこまで身体が柔らかくなっているから出来るのです。
・準備姿勢
足を広げてつま先を外目に向け上半身を立てて背筋を伸ばし、腰を落として膝と股関節が直角になるようにします。
・シコの手順
片方に重心を傾けながら反対側の足を自然に浮かせ、なるべく浮かせた足を伸ばすようにし3秒くらい静止させます。
これを左右共に行いますが最初はきついものです。
慣れたらそれぞれ10回くらい繰り返せるようにしましょう。
足もだんだん伸びてくるようにもなります。
なかなか伸びないようであれば別途、足を伸ばす股割りのようなトレーニングを追加すると上達が早くなります。
あまり綺麗なシコを踏もうとする必要はありません。
無理をすると腰や膝などに負担がかかって痛めてしまう恐れもありますのでマイペースで取り組みましょう。
むしろゆっくり行った方が筋肉への負荷も加わってよりトレーニングになります。