人気急上昇中!「スライダー」を使った自宅トレで全身をバルクアップせよ!
- 2017/08/02
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筋トレ用スライダーって何?
そもそも「筋トレ用スライダー」という器具の名前自体を初めて聞いた、という人も多いかもしれませんね。筋トレ用スライダーは既に米国などではメジャーな存在であり、ジムには専門のプログラムが用意されている場合も多いようです。また、実施するにも保管するにも広いスペースを必要としないためホームトレーニーにも愛用されています。
体全体を無理なく鍛えることができるためダイエット効果も高いですし、大人から子供までみんな一緒に楽しんでいる家庭も多いようですよ。
筋トレ用スライダーは手のひらサイズの薄い板のようなアイテム。特徴としては表面(手のひらや脚を置く面)はラバー製で滑らないのに対し、床と接する裏面はツルツルスベスベしていてとても滑りやすい点です。この床との摩擦の低さを利用してトレーニングを行うのです。
専用のスライダーを買わなくてもOK!
日本でも既に筋トレ用スライダーは販売されていますが、もし手に入りにくい場合は家具を移動させる時に使うスライダーを利用しても大丈夫です。ワックスの掛かった滑りやすい床であればタオルや雑巾でも代用できますし、厚手のビニール袋を使ってもよいでしょう。
いずれにせよ手や足を乗せてスルスルと滑らせることができれば事は足ります。専用スライダーを買って形から入るのもよいですし、とりあえず今、家にあるものを使って始めてみるのもよいでしょう。
スライダートレーニング実践編!
それでは早速初心者向けのスライダートレーニングの具体的メニューについて解説していきましょう。まずは「プッシュアップリーチ」です。プッシュアップリーチはまず手の下に片方ずつスライダーを敷きます。そして腕立て伏せの初期ポジションから肘を曲げてボトムポジションまで移行します。そしてここから片方の手はそのまま。そしてもう片方の手をスライD0させて思いっきり前方へと突き出します。突き出したところで一瞬静止し腕を元の位置へ。そして再び肘を戻し腕立て伏せの初期ポジションへと体を持ち上げます。突き出す腕を左右交互にかえつつ合計30回も行えば良いでしょう。
二つ目のエクササイズは「アリゲーター・ウォークアウト」です。プッシュアップリーチと同じように初期ポジションは腕立て伏せの形になりますが、スライダーをセットするのは手ではなく足です。そして、足を引きずる(滑らせる)ようにして腕の力だけで約10m前進し、そのままの形で今度は後ろ向きにスタート地点まで戻ります。上半身トレーニングの際のウォーミングアップにも適した種目と言えるでしょう。
三つ目は「プッシュアップ・フライ」です。またまた腕立て伏せと同じようなスタートポジションでスライダーは手の下に敷きます。
そのまま、限界ギリギリまで手を左右に開いていき大胸筋が最大限までストレッチしたところで一瞬静止。そのまま腕と胸を閉じて最初の姿勢に戻ります。1セット6~8回で4セット実施しましょう。胸が床に着かないよう注意です。
四つ目は「マウンテンクライマー」です。しつこいようですがやはりスタートポジションは腕立て伏せの姿勢で今度は再び足の下にスライダーを設置します。
腕はそのままの姿勢で、片足をスライドさせて膝を上半身側に引きよせます。これを交互に素早く繰り返しましょう。動作範囲を可能な限り大きくとるのがポイントです。このマウンテンクライマーもトレーニングのウォーミングアップに非常に適した種目と言えますね。
ストレッチを兼ねてウォーミングアップにも使える
スライダーを使ったトレーニングは基本的に自重を利用して行います。そのためウォーミングアップやトレーニングの締めのクールダウンで使ったり、体をほぐすためのストレッチ用のエクササイズとしても活用できます。
筆者はこのスライダーとトレーニング用チューブを組み合わせて更に高強度かつ可動範囲の広いユニークなエクササイズをいくつか考案し実践しています。次の機会にはそういった応用編となるトレーニングについても解説しますのでお楽しみに。