超積極的アンチエイジング!アジリティトレーニングを活用せよ!
- 2017/04/12
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アジリティトレーニングとは
「アジリティ」とはあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、日本語では「敏捷性」を意味します。歳をとると人間の体からはこの「敏捷性」が失われます。つまり、逆に言えば敏捷性を確保することこそが若さの維持、アンチエイジングに繋がるというわけです。
敏捷性を維持するためにアジリティトレーニングは決して特殊なものではありません。いつでも誰でもすぐに始めることができます。お子さんのいる方であれば一緒に楽しむのも良いでしょう。特にお子さんが何か特定のスポーツでもしている場合はその競技の能力向上にも役立つはずです。
アジリティトレーニングを定期的に行うことで、敏捷性だけでなく柔軟性や心肺能力、バランス感覚も鍛えられます。今回は、より「動ける体」を作るためのアジリティトレーニングを初心者向けに解説していきましょう。
まずはベースとなる筋力をつける
敏捷性というのは主に下半身の筋力によって発揮されます。ですからベースとなる筋肉を鍛えようとする場合は脚部の筋肉強化メニューがメインとなります。また、単一の種目で追い込むのではなく、複数種目(5種類以上)を連続して行うことで脚の筋肉を空きなくみっちりと発達させていくのです。
もちろん敏捷性には全身の筋肉の連動が不可欠となりますから上半身、特に体幹部の筋肉発達は必要不可欠です。脚⇒背筋⇒腹筋⇒大胸筋⇒僧帽筋の順番で優先順位をつけトレーニングしていきましょう。
ポイントは脚力!敏捷性をつけるトレーニング方法
各部位の筋トレ方法については私の過去の記事でも解説していますので、ここでは敏捷性に特化したダイナミズムトレーニングについて説明したいと思います。
まず、最も手軽なのは「反復横跳び」です。学生時代の体力テストでやった経験のある人も多いのではないでしょうか。反復横跳びはトレーニングのウォーミングアップとしても使えます。
次に「バックラン・アンド・ダッシュ」も有効です。これは5m~10m程後ろ向きで走りその後前向きで20m程全力ダッシュするトレーニングです。ただのダッシュよりも遥かに敏捷性が鍛えられます。
この二つの種目で前後左右への動きがブラッシュアップされたわけですが、次は上方向。つまりジャンプ力を鍛えるトレーニングを行いましょう。
ジャンプ力はジャンピングスクワットで鍛えるのが最も短時間で効率的です。1セット15回。30秒インターバルで5セット(トータル約4分)で脚はパンパンになりますよ。
歳をとればとるほど効果が分かる
アジリティトレーニングの効果は歳を取ればとるほど分かります。30代より40代。40代より50代。年齢が進めば進むほどトレーニングをしている人とそうでない人との差は広がっていきます。
アジリティトレーニングは週に1回、30分も行えば十分です。筆者としてはアジリティトレーニング以外に週に3回程の全身の筋力トレーニングを推奨します。
私の周りには50代後半でバーベルスクワットを150kg以上でポンポン挙げる人がたくさんいらっしゃいます。彼らはよほど大きな病気に掛かったり怪我でもしない限り死ぬまで元気に街や野山を歩き続けられることでしょう。自分の思いのまま人生を楽しめるという事ですね。
筋トレにプラスしてアジリティトレーニングを行えば怪我の予防にもなります。これからどんどん暖かくなります。寒い時期というのは外でのトレーニングはなかなか億劫ですから、今のうちに「トレーニング貯め」しておくことをオススメしますよ!