筋肉回復力向上作戦!5つのコツを大解説!
- 2017/03/05
- ボディメイク
- 2030view
- 筋トレ
- サプリメント
- トレーニング
- 筋肉
- 身体
筋肉を強化するためには回復力が鍵!
ボディメイクのテクニックといえば、語られる内容のほとんどが筋トレのテクニックについて、ですよね。胸を大きくする方法、肩をメロンみたいにする方法、シックスパックの作り方等など。もちろん狙った筋肉にどれだけ強い刺激を与えられるかはとても重要なトピックではあるのですが、意外と忘れられがちなのが「回復力」についてです。
回復力が弱いと「筋トレをする⇒回復しきれない⇒次の筋トレ日が来る⇒疲労が残っているので軽い重量しか扱えない⇒筋肉が発達しない⇒また回復しきれない⇒次の筋トレ日が来る…」という負のサイクルに陥ってしまいます。トレーニングと休息・回復はまるで車の両輪のようなもので、片方だけがガンガン回転しようと思っても決して前に進むことはできません。鍛えて休む。このバランスがとても重要なのです。
というわけで今回は、体をスキッと回復させるためのヒントを5つご紹介したいと思います。筋トレの疲労がなかなか抜けないという人だけでなく、日頃の仕事疲れが…という人にとっても参考になりますよ!
ワンテンポ早い回復のための5つのヒント
●絶対必須のサプリメント!グルタミンを飲む!
必須アミノ酸ではないのですが、回復力を圧倒的に高めてくれるのがこのグルタミンというアミノ酸です。飲み方としては朝・昼・筋トレ後・夜と1日4回、3~5gずつを摂取します。免疫機能を高める力もありますので、減量期のボディビルダー等はこの倍くらいの量を飲む人もいるとのこと。また、風邪をひいた時などは大量のビタミンCと同じく大量のグルタミンで一気に治すというテクニックもあるのです。
グルタミンはプロテインなどにもタンパク質を構成するアミノ酸の一種として配合されていますが、更に追加でグルタミンオンリーのサプリメントを摂取するようにした方が良いのです。
●専用グリッドで筋膜リリース!
ネット通販等で簡単に手に入れることのできる筋膜リリース用のグリッド(筒状のアイテム)。これでトレーニング直後のターゲット部位を丹念にコロコロすると次の日の疲労感が圧倒的に違うのです。
私も始めは半信半疑で使っていなかったのですが、ある時期どうしても背部の疲労が抜けなかったため藁をもつかむ思いで利用してみて驚きました。「これは効く…」
今では胸や肩、背中、脚とほぼ全身をコロコロしています。筋トレ後と寝る前がオススメタイミングですね。あと、筋肉が固い部分はトレーニング前に利用するのも良い方法です!
●ベッドのマットレスを「高反発」に変える!
以前はマットレスといえば低反発の商品がとても人気でしたね。ところが今は全くの逆。高反発マットレスが大人気となっているのです。
実は低反発はホールド性が高いのは良いのですが、それが原因で寝返りが打ちにくいという大きな弱点があるのです。その点、高反発マットレスは寝返りを打つのが楽なので慣れてしまえば低反発マットレスよりも疲れが取れやすいんですね。
枕は低反発。マットレスは高反発。これが良い組み合わせなのです。
●ビタミンサプリメントを規定量以上に飲む!
過ぎたるは及ばざるが如しと言いますが、ビタミンサプリメントに関してはガンガン飲みまくって頂いてOKです。例えば抗酸化作用の高いビタミンCは1日推奨量の100mg程度では全く足りません。そもそも厚生労働省の発表している数値というのは「欠乏症にならない値」ですから、健康増進効果を得るには不足していて当たり前なのです。
私の場合ビタミンCはサプリメントだけで1日3000mg程摂取します。その他ビタミンAやB群、E、D、K、葉酸、ナイアシン等など規定量の数倍は摂った方が良いのです。
●水不足は回復力不足に直結!
有名アスリートやトップビルダー達に確実に共通している特徴は「水を超飲む」という点でしょう。体内に水が十分に無いと栄養素が全身へと運ばれませんし新陳代謝も悪化してしまいます。当然疲労も抜けなければ筋肉も発達しないわけです。水は相当大量に飲まない限り中毒症状などは起きませんから、最低でも1日4リットル。出来れば6リットル程は飲んで頂きたいところです。
ちなみに今流行りの水素水ですが、これは全く効果はありませんから無視して頂いて結構です。普通の水で十分です!
小さな積み上げが大きな変化を生む
体を変える。筋肉をつける。ボディメイクは毎日ちょっとずつの努力と工夫の積み上げによってのみ大きな結果を得ることができます。筋肉に刺激とダメージを与え、成長を促すためのトレーニングにもコツやテクニックがあるように、いかに素早く効率的に回復してベストな状態で次のトレーニング日を迎えるかにも抑えるべきポイントがあるのですね。
今回ご紹介した5つの方法をいきなり全て実行する必要はありません。しかし、中には簡単に今すぐにでも始められるものもあったはずです。
冒頭で解説した「負のサイクル」は、精神的なやりがいや満足感、充足感はあるだけに抜け出すのがなかなか難しいという特徴があります。しかし、筋肉量が増えレベルが上がれば上がるほどトレーニングと休息のメリハリをはっきりさせ、トレーニング自体のクオリティを高めなければ体が成長しなくなってしまうのです。
今はまだ初心者という方も、回復にもしっかりと高い意識を持っておくことでより効率よく筋肉を発達させる事ができるはずです。是非参考にしてみてくださいね。