片手筋トレの重要性!ユニラテラルトレーニングしよう!
- 2017/02/23
- ボディメイク
- 1732view
- 筋トレ
- ジム
- トレーニング
- 筋肉
- 肉体改造
ジム通いしてる人!是非覚えておいて下さい!
ジムにはたくさんのトレーニングマシンが設置してあります。胸を鍛えるチェストプレスマシン、肩を鍛えるショルダープレスマシン、大腿四頭筋を鍛えるレッグエクステンション、その他ラットプルダウンにプーリーロー等など、数え上げればキリがない程たくさんの種類があるわけです。
ところで、これらのトレーニングマシンに共通点があることにお気づきでしょうか。それは、原則として両手(両足)を同時に動かすマシンがほとんどであるという事。片手ずつ独立して動かすことを前提として作られているマシンはあまり存在しないのです。
バイラテラルとユニラテラル
左右の腕や脚を同時にバランスをとりながら動かすタイプのトレーニングを「バイラテラル・トレーニング」と呼び、片方ずつ動かすトレーニングのことを「ユニラテラル・トレーニング」と呼びます。
ユニラテラルトレーニングでは片方ずつの運動となりますから、単位時間あたりの筋肉の稼働率が下がってしまいます。そのため時間効率を最大にするためにはバイラテラルトレーニングの方が有利ということになるわけです。
また、左右の筋力差を小さくし、バランスのよい体を目指すためにはバイラテラルトレーニングの方が適していると考えられているのです。
では、ユニラテラルなトレーニングを行う意味は全くないのでしょうか。実はユニラテラルにはバイラテラルにはない大きなメリットがあるのです。
ユニラテラルの長所
例えば左右の握力がそれぞれ50kgずつの男性がいたとします。彼が両手で握力計を握った場合、結果はどんな値になるでしょうか。ちょうど100kgになるのでしょうか。それとも100kgより大きい値でしょうか?あるいは小さい値?あなたはどう思いますか?
答えは「100kgより小さい値となる」です。つまり左右のユニラテラルな動きから生まれる力の合計値は、バイラテラルで同様の動きをした場合の出力値より大きくなるのです。これは言い換えると、最大筋力を発揮するようなトレーニングを行う場合はユニラテラル・トレーニングによって左右を別々に動作させた方が都合が良い、という事になるのです。
あなたはジムでマシントレーニングを行う際、両手・両足でばかりマシンを動かしていませんか?ユニラテラルな動きを行えば、強い力を発揮できるので筋力向上に役立ちますし、可動範囲が広がるので鍛えられる筋肉の範囲も広がります。
ちょっとしたアイディア、工夫で筋トレの効率は飛躍的に高まります。まずユニラテラルトレーニングによって左右を別々に追い込み、その後重量を軽めに設定し、他回数でバイラテラルトレーニングを行うと左右の筋力差も埋めやすくなります。
確かに、マシンを使って片手でトレーニングしている人はあまり見かけませんよね。でも恥ずかしがってはいけません。人の目を気にする必要は全くないのです。あなたの筋肉に責任を持てるのはあなた自身しかいません。私はチェストプレスもラットプルダウンも片手だけでバンバントレーニングしていますよ。
今度ジムに行く際、是非参考にしてください!