パンプアップの意味と効果を解説!代謝性負荷ってなんだ?!
- 2016/10/14
- ボディメイク
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パンプアップって何?
筋トレ用語としてよく耳にするものの中に「パンプアップ」という言葉があります。見たり聞いたりしたことのある人も多いと思いますが、今回はこのパンプアップの本当の意味と、筋肥大にとってどのような効果があるのかについて解説していきましょう。
パンプアップとは簡単に言ってしまえば「筋トレ中・後に筋肉がパンパンに張る」ことです。上腕二頭筋のトレーニングなどで力こぶが張りすぎて腕を曲げきれなくなった経験がある人も多いのではないでしょうか。
このパンプアップはよく「血液が溜まった結果」だと考えている人がいるのですが、実は違うんです。
パンプアップは筋肉に体液が集まったことによって起こります。その原因は解糖系代謝物の「乳酸」やエネルギー代謝産物の「アデノシン」が筋肉内にたくさん蓄積することによるものなんです。
これらの物質により筋細胞は酸性に傾くのですが、すると人間の体はphを一定に保とうとする働きがありますから筋細胞以外から水分をたくさん取り込み先に挙げた代謝物の濃度を引き下げようとするのです。これにより筋肉内にたくさんの体液が流れ込みパンプアップという現象が起きるのですね。
パンプアップはした方が良い?
筋肉を強く、大きくするための方法として最も一般的なのは「高重量による負荷」です。つまり重たい重量(10回前後が限界)を使って筋肉に刺激とダメージを与え、一度疲労した筋肉が回復する過程で以前より強く、大きく成長させようというアプローチです。
しかしここ最近、部位によっては高重量による負荷よりも「代謝系の負荷」の方が筋肉増加に貢献する場合があることが分かってきました。この代謝系の負荷というのは「パンプアップさせるトレーニング」のことだと考えてもらって構いません。筋肉内に体液を充填させると人間の体は「これは大変!もっとたくさん体液を保持できるようにならなきゃ」という反応を起こします。それがすなわち筋肉のサイズアップというわけです。
高重量の負荷と代謝系の負荷はどちらが優秀ということはありません。どちらも織り交ぜながらトレーニングするのが正解です。基本的にはまず高重量の負荷を使って深く、大きい刺激を筋肉に与えます。その後、軽めのウェイトを使って同じ部位の筋肉を限界まで回数多めに追い込むのです。これで最終的に筋肉がパンパンに膨れ上がってその日のトレーニングは終了となります。
パンプアップは未来の姿!モチベーションアップに繋げよう!
腕や胸、肩がパンパンに張った状態の自分を鏡で見て思わずウットリしてしまった経験を持つ人も多いのではないでしょうか。パンプアップしていない状態(コールドと呼びます)と、パンプアップしている状態では例えば腕周りの太さは人によっては2~3センチほども違うことがあります。それだけ違えば見た目的にもかなり迫力が増すことは確かですね。
このパンプアップした状態というのはマジメに3ヶ月トレーニングした後の自分を表していると言われています。今日のトレーニングは正に3ヶ月後の自分を作る作業なのですね。
パンプアップした自分をよーく見てモチベーションアップに繋げましょう!鏡に映っていのは未来のあなたの姿なのです。