最近流行りのオートミール 栄養は?ダイエット効果は高いの?
- 2018/07/28
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減量食として人気急上昇!
最近、フェイスブックやインスタグラム等、様々なSNSでオートミールを活用してボディメイクを進めている人をたくさん見かけます。これまでダイエット食といえばササミとブロッコリーだけをひたすら食べるというスタイルが常識的だったのですが、特に若い人たちの間ではオートミールが大流行しているんですね。
オヤジ世代の我々にはあまり馴染みのない食材であるオートミールですが、本当にダイエットや減量に効果的なものなのでしょうか。
単にファッション的な意味しかないのであれば無視しても構わないところですがやっぱりちょっと気になりますよね。
若い女性に対しても「ダイエットにはオートミールが一番だよ。だってその理由は…」なんて語ることができたら話もはずみそうじゃないですか?キャバクラでもなんとなくモテそうじゃないですか?!
というわけで今回は、オートミールの栄養成分やその効果、おすすめの食べ方について解説していきましょう。
オートミールの栄養価は?
オートミールとはオーツ麦をすぐに食べられるように加工した食品。日本ではオーツ麦は燕麦とも呼ばれています。
このオートミールには他の一般的な炭水化物食材(白米や玄米、食パン)と比べて非常に高いタンパク質と食物繊維、その他ミネラルやビタミンが含まれています。
トレーニーは常にビタミン、ミネラルといった微量栄養素不足と戦っています。サプリでこれらを補うのも良いのですが、食品で手軽に補給できればそれにこしたことはありません。
そしてオートミールは豊富な食物繊維のおかげで極めてGI値が低く血糖値が急激に上昇するのを防いでくれます。水分と一緒に摂取すると嵩も増えますし満腹感も強いのです。
オートミールはオヤジにベストマッチな食材だった!
オートミールの特徴を整理してみると、若い人よりもむしろオヤジ世代にこそぴったりな食材であることがよく分かります。
オートミールに含まれるβ-グルカンには冠動脈心疾患(突然死に深く関連)を防ぐ効果がありますし(米国食品医薬品局が発表)、必須脂肪酸でもあるオレイン酸、リノール酸などもたくさん含まれています。これらの脂質は不飽和脂肪酸であり、摂りすぎない分については体脂肪を増やすどころか、むしろ減らす方へと貢献してくれるのです。
オートミールの食べ方は?実際美味いの?
オートミールを既に食べたことがある人の中には「あんな食べにくい物いくら健康に良くても無理だよ!」と感じている人もいるかもしれませんね。確かにオートミールを美味しく食べるにはちょっとコツがあります。しくじるとゴワゴワモソモソして本当に食べにくい代物が出来上がってしまうのは間違いありません。
耐熱皿にオートミールがひたひたになるくらいの水を入れ、数分間レンジアップして過熱調理するのが一般的です。鍋で煮てもいいのですがこの方が手軽ですね。
味付けは本当に人の好みによって様々です。甘い系もしょっぱい系もどちらもで対応可能なオートミールですが、日本人で多いのは鶏ガラスープやお吸い物の素を使う方法ですね。卵や鶏肉を一緒に入れて雑炊感覚で食べる人が多いようです。
その他、少し固めに仕上げてヨーグルトに掛けて食べる人や、蜂蜜やメープルシロップ、フルーツと一緒に食べる人もいます。このあたりはいろいろと試してみて自分の好きな食べ方を探るのが良いでしょう。
オートミールはとても安い食品ですし保存もききます。食べたい分量だけをすぐに使うことができるので他の炭水化物系食材よりも慣れれば使い勝手が良いのも特徴です。
ちなみにオートミールは朝食に利用するのがベスト。腹持ちの良さを生かして午前中のカロリーカットに貢献してくれます。