オヤジでも食える!最新プロテインスナック事情について
- 2018/07/05
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プロテインは飲むだけじゃないぞ!
肉や魚、乳製品などからタンパク質を摂るのが苦手な人にとって、プロテインの存在は非常にありがたい物ですよね。味も甘い系の物がほとんどですし、脂質や糖質ががっつりカットされているのでダイエット目的の女性からも支持されています。
プロテインといえば一般的には水や牛乳に溶かして飲む粉末状の製品を想像すると思います。ですが、実は最近はプロテインをいろいろな食品に利用したプロテインスナックがとても増えているのです。
お菓子感覚でプロテインを摂取できるため減量中にも有効ですし、水が無いところでも手軽にプロテインを摂取できるという大きな利点があります。もちろん調理の必要もありませんし比較的賞味期限が長く、保存性にも長けている物がほとんどです。
今回は最新のプロテインスナック事情について紹介していきましょう。タンパク質補給のチャネル(経路)はどんどん多様性が増しているのです。
プロテインバーはもう当たり前
プロテインスナックと聞いてまず思い浮かべるのはプロテインバーではないでしょうか。プロテインを練り込んだややチューイーな生地を、チョコレート等でコーティングした物が多いですね。
日本人はキャラメルやガム的なチューイー食感をあまり好まない傾向が強いのですが、欧米人はチューイーが大好きなようでたくさんのスポーツサプリメント会社からプロテインバーが発売されています。
とっても甘い物からさっぱりした物まで、そしてチューイー系ではなくサクサク系の物までたくさんの種類があります。
海外製品を扱うサプリメント通販会社のサイトやアプリをチェックしてみるとその数に驚かされることでしょう。
プロテインクッキーが大流行?!
ここ1~2年くらいで一気に人気が拡大しているのがプロテインクッキーです。プロテインバーを食べた飽きた人も多いようで人気も高いですしたくさんのメーカーが急ピッチで開発を進めています。
中でも人気があるのがイギリス発のメーカー、マイプロテイン。マイプロテインではたくさんのプロテインスナックが販売されていますが、中でもプロテインクッキーは一つで38グラムものタンパク質を摂取することができるのです。
プロテインクッキーは普通のクッキーとは食感が違う物がほとんどです。やはり小麦粉とバター、卵等で焼いたもののようにサクッとしたクッキーにはならないようですね。湿潤剤としてグリセロールを添加している(グリセロールを使わないとプロテインがまとまらないようです)ためどちらかというとカントリーマーム系のしっとり系な食感です。
今後は?価格競争の予感?
というわけでプロテインスナックについても技術の進歩もあり粉末だけではなく、バーやクッキー、ブラウニーグラノーラ、チップス、等など。もういろいろな種類が山程登場しているわけです。
ちなみに筆者は特にプロテインチップスに注目しています。どうしても甘い系のプロテインスナックが多い中、塩味やバーベキュー味のプロテインチップスはとても美味しく感じられるからです。
ただ、このような状況となると今後は目新しい商品よりも、マクロ栄養素のレベルや値段、味付けについて各社がしのぎを削る展開となるのでしょう。
特に値段については欧州系メーカーと米国系メーカーがガチンコバトルを展開中。価格を下げるためにはマーケットのシェアの大部分を押さえる必要がありますから仁義なき戦いがしばらく続くのではないでしょうか。
我々ユーザーからすると面白いプロテインスナックや値段の安いスナックがたくさん登場するのは歓迎すべき事ですね。日本メーカーが完全に出遅れているのは切ないですが、体作りに活かしながら楽しんでいきましょう!