人気の筋肉サプリメントHMB!本当に効果あるの?適正な値段は?
- 2017/04/13
- サプリメント
- 584view
- 体質改善
- サプリメント
- トレーニング
- 筋肉
- 肉体改造
HMB製品がどんどん発売されている理由
単純に痩せたい。スリムになりたいという細身信仰が根強かった日本ですが、ようやく筋肉がある程度ついているほうが「男性らしくカッコイイ」、「女性らしくセクシーだ」という認識へと変化してきているようです。
それに併せてサプリメント界でもいろいろと新しい、斬新な商品が発売されているのですが、最近特に過熱しているのが「HMB」という成分です。今回はこのHMBに焦点を当て、そもそもHMBとは一体何なのか。本当に筋肉を発達させるのに役立つのか。そして、HMBを購入する際に気をつけて頂きたい事について解説していきます。
サプリメント業界はハッキリ言って怪しい商品がてんこ盛りの世界です。無知なまま興味本位に手を出すと無駄にお金を搾り取られてしまいますよ!
HMBの正体は?本当に効果あるの?
HMBは日本語で、3-ヒドロキシイソ吉草酸といいます。これはタンパク質を構成するアミノ酸の中でも特に筋肉に関係が大きいとされる「ロイシン」の代謝物で、ロイシンを20g摂取してようやく体内で1gだけ生成されるものなのです。
ちなみに、このロイシン自体がそもそも希少価値の高いものであり、このHMBをダイレクトに摂取するという行為はとても贅沢な事なのです。
HMBはもともと寝たきりになってしまった老人の筋力維持のために医療現場で活用されていたもので、その高い効果に目をつけた米国のサプリメントメーカーが、トレーニー向けに商品化したのがブームの始まりだとされています。
実際に私もHMBは摂取していますが、体感できるレベルの効果を感じています。筋肉痛の回復が早くなり、筋肥大も促進されています。
HMBの正しい飲み方とは!
HMBは増量期に筋肉増量スピードを加速させるために飲む場合と、減量期に筋肉が削られるのを防ぐ目的で飲む場合の二つのスタイルがあります。つまり、維持期以外はHMBを活用する意義があるという事になるわけですが、それぞれ最適な飲み方は若干異なるので覚えておきましょう。
まず、増量期に飲む場合は1日に4g~6gを3回程に分けて飲みます。タイミング的には筋トレ直後以外は確実に飲むようにしそれ以外は自由です。年間トータルでHMBに掛かるコストを最適化しようとする場合は、増量期に一気にたくさん飲んで、それ以外の時期は使わない、という方法が効率が良くなります。後述しますがHMBはとても値段が高いのです。
次に減量期にHMBを活用する場合です。既に筋肉がかなり発達している上級者の場合はHMBによる筋力増強効果は薄くなるため、むしろ減量期にだけ使うという人も多いようです。この場合は1日に2回、トレ後と寝る前に2gずつ摂取するようにします。
HMBの適正価格はどのくらい?内容成分も要チェック!
HMB最大の欠点といえばやはり「値段が高い事」です。国産のさまざまなHMBサプリを見てみても、1gあたり40円以上する商品まであるようです。ハッキリ言って費用対効果で見ればHMBにはそこまでの金額を出す意味はありません。また、安いその他のアミノ酸やビタミン類を配合して「かさ増し」している商品もあるようですから恐ろしい話です。
ブームに乗っかって知識の少ないトレーニーからお金をむしり取ろうとする業者がかなり多いようですから注意が必要ですね。
現在のところ、HMBを最も安く手に入れることのできるメーカーはマイプロテイン(myprotein)でしょう。定価でHMBの粉末が1gあたり5円で購入することができます。また、しょっちゅうセールを行っていますので更に安い価格で手に入れられることもしょっちゅうです。
HMBは魔法の薬ではありませんし、HMBを使わずとも筋肉を大きく発達させている人も大勢います。ただ、効果が科学的に立証されている成分でもありますので、使う場合は適正価格で購入し、きちんと正しい量を正しいタイミングで飲むようにしてくださいね。