女性のほとんどが悩まされる「PMS」を知れば信頼される男になれる
- 2017/06/05
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女性の約9割がつらく感じているといわれる「PMS」とは
女性が生理中にイライラしたり、様々な体調不良に悩まされたりすることはよく知られていますが、生理前に同じような症状が出ることも多いのです。このような生理前に現れる不快症状を総称してPremenstrual Syndrome、略してPMSといいます。日本語では月経前症候群と訳されます。
衛生用品メーカーのユニ・チャームによる調査では、女性の約4割が生理前にいつも何らかの不快症状を感じており、時々感じるという回答も加えると約9割の女性がPMSに悩んでいるとされます。これだけ多くの女性にPMSの症状が現れるとすれば、多くの男性の妻や彼女、職場の同僚女性も無関係ではありません。
PMSを理解して、大切な女性たちを気遣える男性になりましょう。
PMSの代表的な症状
PMSの症状は、生理がはじまる1~2週間ほど前から出る女性が多いです。
男性が女性と接していて一番よくわかる症状はイライラでしょう。いつもと同じように話していたはずなのに、相手の女性が急に怒り出したり攻撃的な言葉を浴びせてきたりして戸惑ってしまった経験のある男性も多いのではないでしょうか。
身体面の症状では、頭痛や腹痛に苦しむ女性が多いです。乳房が張って痛みが出る女性もいます。
ただし症状の種類や重さは個人差があるので、女性ごとにケースバイケースと考えたほうがよいでしょう。
PMSは生理がはじまるとおさまります。しかし、それと同時に今度は月経困難症に苦しむ女性も少なくありません。症状は似ていますが、PMSと月経困難症は別物です。
PMSが起きる原因とは
PMSの原因はまだはっきりとわかっていませんが、近年の研究では女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンのバランスが崩れることで発症するという説が有力視されています。これらのホルモンは生理前に分泌量が増加しますが、この期間がPMSの期間と一致するためです。
エストロゲンは妊娠の準備をして、プロゲステロンは妊娠しやすい環境を整えます。両者が協力して妊娠できる体がつくられるわけですが、うまくバランスを保てないと体のあちこちで不調が起きます。
たとえば、体内に必要以上の水分を貯め込み、それが頭部に回ると頭痛を起こします。また、神経伝達物質のセロトニンが減少し、不安感やイライラが強まるのです。
PMSの女性にはどう接すればいいのか
このように、生理前の女性がイライラするのはPMSが原因で、本人の性格の問題ではありません。周囲に当たってしまったことを後悔する女性も多いのです。
よく知っている女性がいつもと違うと感じるなら、何を言われても受け流してあげましょう。攻撃的に出られたからとやり返していれば無駄なケンカになるだけです。
妻や彼女のようにプライベートを共有する相手なら、生理の周期を知っておくとお互いに安心できます。ただし、職場の同僚の女性などにPMSの話をするとセクハラに受け取られかねないので、黙って気遣ってあげてください。
女性は男性の心配りに敏感です。黙っていてもきちんと気遣いを続ければ、女性たちから体調が悪いときに頼れる存在だと思ってもらえますよ。