脳科学的にモテるとは、こういうことだった
- 2020/05/15
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恋愛感情は脳で発生する
恋愛はハートがビビッと来るかどうかで決まるものとか、モテる人たちは勝手なことを宣うものです。
それは「一体、自分のどこにどうしてビビッとさせるものがあるのか」と、途方に暮れさせるような発言でしょう。
実際に恋愛感情を持つのは、ハートなのではなく脳に決まってます。
脳のどこかが何かによってどうかして発生するのが恋愛感情なのでしょう。
そんなことを考えている人がいわゆる脳科学者と呼ばれる人たちで、茂木健一郎とか澤口俊之とかの名前であれば聞いたこともあるでしょう。
彼らの見解を参考に脳内の恋愛感情発生システムに触れてみます。
心理学より脳科学
脳科学と言うワードをテレビを通じて日常化させたのが、茂木健一郎や澤口俊之などの脳科学者です。
脳科学とは、脳の仕組みを生物学的に解析する学問でありそうなのは想像できます。
・脳科学と心理学の違い
書店でも気付くかもしれませんが、恋愛を心理学で語る本はよく見受けられます。
心だって脳の活動によるものですから、それを脳科学で語るのとどこが違うのかはわかりづらいところでしょう。
脳科学も心理学も人の行動の根源を辿るような学問と言えます。
それを脳科学では理系的手法により、心理学では文系的手法によっているとも言えそうです。
脳科学では脳の機能の仕組みを研究しており、それは細胞の活動レベルに及ぶこともあるでしょう。
そうして行動の原因を脳内物質の物理化学反応に求めています。
心理学も科学的ではありますが、人の行動のデータを集積してパターン化して心のメカニズムとして法則化することを基礎にしています。
人間の活動の変化を心の働きで解明しようとしているのです。
・恋愛心理学より恋愛脳科学
こうしてみると一般に男性としては、心理学より馴染みやすいのが脳科学ではないでしょうか。
これまで馴染みにくく遠ざけていた恋愛心理学ではなく、恋愛脳科学と聞けば思わず参考にしたくなるような気もします。
なんとなくは理解してもつかみどころの少ない心理学より、説得力もありそうです。
ホレるとは脳がこうなること
ここからは脳の特性に注目して、恋愛の対処策のヒントになりそうなことを並べてみました。
・脳はドーパミンを欲しがる
幸せとは脳内に快感物質が巡り渡ることです。
ドーパミンは疲れの感覚を麻痺させ、気力を湧き上がらせます。
ドーパミンが出るのは、脳が望んでいる将来を想像できた時なのです。
それは好きな人といることで、期待できる出来事があることになります。
例えが悪いかもしれませんが、パブロフの犬のような反応ではないでしょうか。
この反応は、恋愛についても参考になりそうです。
・脳の判断は瞬間的である
第一印象が大切とは、どこでも言われる通りです。
一目ぼれとは、大体、会って0.5秒で恋愛対象になることです。
それは見た目だけの判断になるのでしょう。
0.5秒でなくても、最初に会った時にドーパミンが噴射するような記憶を相手にプレゼントをすることです。
これは男性にしても思い当たることです。
こうしていったん恋愛対象として脳にリストアップされると、見た目や言動を細かくチェックすることになります。
それも恋愛対象としてプラス目線でチェックしますから、なるべく何でも良い方向に捉えます。
つまりは第三者目線での正しい判断ではなく、少々難があっても、ひいき目に見てくれるのです。
これはかなりお得な話です。
このことから、まずは身だしなみを整えることの大切さも理解できます。
そして最初に交わす目線に心地良さを乗せることです。
とりあえず全神経をこの辺りに集中しておきたいものです。
・脳は生存能力の高さで相手を選ぶ
これは動物番組を見ていれば気が付くことですが、雌はより強い雄を相手に選んでいます。
厳しい自然の中で生き抜くには、当然のことでしょう。
それは自分もそうでしょうが、より強い子孫を残すという本能に従った行動でもあるでしょう。
人間についても同じことで、長い歴史の中で女性の脳に本能として深く刻まれているはずです。
しかし人間の場合は、男性同士が取っ組み合いをして結果を出すものではありません。
その代わりサバイバル状態となった時でも、安心できそうな男性を選ぶ傾向にあります。
職種であれば、自衛官、消防士、警察官などはそれだけで有利となりそうです。
自分の身体を投げ出して人を守ることを職務としていれば、自然に期待に沿ってくれそうだからです。
また健康不安も小さく、体力も気力も申し分ないことが瞬時に想像できます。
・脳は免疫力の高さも感じる
女性は生物的に強い子孫を残すために、免疫力の高い男性の遺伝子を引き受けようとします。
この免疫力は男性ホルモンの分泌量に比例していることも、長年の歴史で引き継がれたことです。
と言っても、いきなり男性ホルモンの分泌量が増えるはずもありません。
そこで男性のフェロモンの香りを連想させる香水の力を借りることも有効になります。
嗅覚によってリスクの高さを判断することは、動物本来の基本的な能力なのです。
・脳は活性化したがる
脳は休憩もしたがりますが、常に活動することによりその機能を維持発展したがるものです。
そのエネルギー源になるのは、新鮮な情報に他なりません。
ですから新しくて興味深い情報を供給してくれる男性は、自分の脳を助けてくれる有難い存在となります。
であれば、そんな情報を常に仕入れる習慣を持つことも望まれます。
情報は今やネットで溢れるばかりですが、そんな情報であれば何も助けてくれずとも自分で仕入れられる面もあります。
脳をより揺り動かすのは、もっとリアルで重くて信ぴょう性のある情報です。
それはやはり人の生声であったり読書から得られる情報になります。
脳科学的にするべきことが見えてくる
恋愛に脳科学など引っ張り出しては、ただでさえ難しい話が余計に難しくなるかと思っていたら、大間違いなことに気付かれたのではないでしょうか。
勉強をすればするほど簡単な答えが出てくるのが、勉強することのメリットであるのは、恋愛についても同じなのです。
・動物的になること
脳科学を根拠にシンプルに恋愛について語るなら、もっと動物を参考にするのが良さそうです。
プラネットアースなどに登場する動物の恋愛行動が、実は的を得ていたりするのではないでしょうか。
それでも人間は動物ではありませんから、真似をすれば良いはずもありません。
しかしもっと基本に戻ることが大切だと思うのは、気を楽にさせてくれることでしょう。
動物がするのは生殖活動であって恋愛ほど難しくはない面もあります。
ですが、それほど考え込むことの無意味さも知るべきなのです。
・理にかなっているボディタッチ
欧米人が挨拶代わりに行っているハグをすると、脳内にオキシトシンが分泌され愛情が湧くとされています。
これもそもそもは動物が生殖のためにしたがる行為から来ているものとも思えます。
日本では習慣にはなっていませんが、そこそこの間柄であればボディタッチによって恋愛感情の増幅効果も期待できるのです。
触感で肌の暖かさに暖かい血が流れていることを実感すれば、それが脳で安心感へと変換されるのでしょう。
・脳科学の本も読んでみる
この大巣ごもり消費時代に読書は外しようもありません。
スマホでゲームをするなら、電子書籍を探す方が身のためにもなります。
でもなるべくなら書店に出かけて重みのある本を手に取るのがおすすめです。
立ち読みでもざっくりした内容を感じられるのがメリットになるのです。
仕入れようとする面白い情報の中に、脳科学も含めるとより理解も深められるのかもしれません。