桜の時期の話題に桜にまつわる豆知識

  • 2017/03/26
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私たちにとっての桜の木

平年より5日早く開花した都内。日本人にとって大切な花、桜のあまり知られていない情報をご紹介します。

3月から4月に咲く花といえば、最初に桜の木を思い浮かべませんか。春に咲く花はたくさんありますが、桜の開花に合わせてお花見をする人も多いですし、いざ花見という日に限って雨が降って中止になったり、散り終わった後だったりするので、ワクワクしたりハラハラしたりという感情と重なって、よりイメージを強くしているのかもしれませんね。

ところで、桜といえば毎年この時期に寿命や開花時期などについて話題になりますが、次のようなことも既にご存知でしょうか。知らなかった情報があれば、お花見のときの話題のひとつにしてくださいね。

 

観光地の桜は短命?

観光地にある桜の寿命はさほど長くはないかもしれません。

日本にはたくさんの桜の名所がありますが、観光地にある桜の寿命はさほど長くはないかもしれません。

例えば、ケヤキの寿命は300年ほどですが、大正時代に植えられ、空襲にも耐えた表参道(東京都)のケヤキ(10本中1本)は、まだ寿命の半分も経過していないのに、数年前に倒木の疑いが強いとされ、幹を残して枝葉のすべてを剪定されましたし、若いケヤキのうち2本は樹木点検の直後に伐採されました。これはほんの一例ですが、他の観光地にある樹木と比較して、よく手入れがされていると定評のある表参道のケヤキでさえ、寿命まで育つことは難しいのです。

日本の観光地に植えられている桜の多くがソメイヨシノで、その寿命は60年といわれていますが、現実的には、それよりもっと短いかもしれません。観光地では車の往来が激しく、排ガスによっても桜は傷みますし、桜の生育に必要な環境より植樹する場所を重視して植えられている木もあるからです。最近では毎年のように桜の倒木がニュースになっていますよね。

 

桜の開花と温度の関係

桜には開花時期の気温だけでなく、冬の寒さも重要なようです

桜は2月以降の最高温度の積算が600度を超えると開花するといわれたり、平均温度の積算が400度を超えると開花するといわれたりしています。ただし、最近は暖冬でこの温度はあまりアテにならないそうです。このようにいうのも、桜には休眠期間があり、冬の寒さにしっかり当たらないと眠りから覚めるのに時間がかかるからです。

実際のところ、宮崎県や鹿児島県では3月15日にはすでに600度を超えていましたが、桜の開花情報は入っていませんでした。もしかしたら、この600度という数字も、近々変わるかもしれませんね。

 

桜の品種

沢山の品種がある桜。新しい品種もあります。

一般的によく聞くソメイヨシノは、早咲きであるエドヒガンと伊豆に自生するオオシマザクラを交配させて作った品種です。ほかにも八重桜やしだれ桜といった品種もヒトの手で作られたものです。逆に昔から親しまれてきた桜といえばヤマザクラかと思います。ヤマザクラは自生しており寿命も長いので、大きなヤマザクラであれば、もしかしたら平安時代や鎌倉時代からその場で生息していたかもしれません。

ちなみに舞姫という新しい品種の桜がありますが、この桜は今から20年前に茨城県にある結城農場で採取した種から作られました。舞姫の苗が購入できるようになってから、まだ年月が浅いので今はまだ知名度は高くありませんが、5年、10年と経てば、色々な場所で舞姫を楽しめるかもしれません。

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