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もう一度確認しよう!貴景勝の大関はなぜ見送りに?理由を探る!

  • 2019/02/19
  • ライフスタイル・娯楽
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  • アントニオ犬助
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大関昇進の条件はクリアした貴景勝関

大関昇進の条件はクリアした貴景勝関
関脇・玉鷲関の初優勝で幕を閉じた一月場所、面白かったですね。一方で準優勝は、先場所で優勝した貴景勝関、こちらも立派な成績をおさめました。しかし不思議なのは、立派な成績にも関わらず、貴景勝関の大関昇進が見送られたことなのです。

大関昇進の条件は明文化こそされていませんが「3場所連続で三役の地位にあって、その通算の勝ち星が33勝以上」とされています。貴景勝の直近3場所の番付は西小結・東小結・東関脇というもの。勝ち星についても9勝6負、13勝2負、11勝4負の合計33勝ですから、両方とも条件をクリアしているのです。

それだけではありません。十一月優勝しただけでなく殊勲賞と敢闘賞を獲得、一月場所では最後まで優勝争いに絡んで準優勝、技能賞も得ているのです。どうでしょうか、こう見ていくと貴景勝が大関に昇進しない方が不思議に感じられるのです。

 

33勝できたのは、横綱・大関陣が不甲斐なかったから?

しかし貴景勝関が立派な成績を収められたのは、他の力士がよくなかったからという見方もできます。まず3横綱がそろって不甲斐ない。引退を決めた稀勢の里関はいうまでもなく、白鵬関は3連敗の後14日目から休場、鶴竜関が6日目から休場しています。そればかりか3大関もそろって情けない。豪栄道関は休場明けですし、高安関は9勝6負、栃ノ心関は5敗の後に6日目から休場している。上位陣がそろって不調だったのです。

ならば2場所優勝しかないではないか?と、多くの相撲ファンは貴景勝関に大きく期待を寄せていたもの。最後まで優勝争いに絡んでいたとはいえ、11勝4敗の成績では物足りないというものでしょう。

また貴景勝関の千秋楽の相撲内容も物足りない。
相手は不調の大関・豪栄道関、にもかかわらず、自身が得意とする押し相撲で見せ場もなく、逆に押し出されてしまっては心象が非常に悪いというものでしょう。目の前で玉鷲関の優勝決定を見せられて、気力がなえてしまったとも考えられますが、それでは大関昇進にまったがかかるのもうなずけるのです。

 

優勝を決めた場所も、運が良かったとも考えられる

そして、貴景勝関が優勝を決めた昨年の十一月場所。
まだ22歳にもかかわらず、初優勝を飾ったというのは、間違いなく快挙です。しかし、この場所にしても3横綱が不在、3大関も不調という場所。貴景勝関が乗り越えていく壁となるべき人たちが、そろって壁の役割を果たしていなかった。運が味方して優勝したと見ることもできるでしょう。

そんな声を黙らせるためにも、期待されていたのが二場所連続優勝なのですが、結果はすでに述べた通り。まあ、まだ若い貴景勝関だけに大関昇進が来場所以降になったとしても、今後に大きな影響はないはず。たとえ、しばらく昇進が果たせなかったとしても、チャンスはいくらでもあるのですから、あせることは全くないと思うのです。

 

あせってはいけない、という心

あせってはいけない、こんな風に考えているのは大相撲協会も同じでしょう。あせって昇進させた結果、どうなったか?日本人横綱という重圧に一人で耐えかね、遂に引退してしまった稀勢の里関が思い出されるのです。

稀勢の里関が大関に昇進したのは平成24年一月場所、直前の3場所で上げたのは32勝、一応の基準である33勝を満たさずにして昇進を決めたのは、日本人のスター力士の不在をあせった大相撲協会でした。

また横綱に昇進したのは平成29年の三月場所でしたが、この場合も「2場所連続優勝、あるいはそれに準ずる成績」を満たしていない。にもかかわらず「平成28年は最多勝だった」という、よくわからない理屈で昇進させたのも、日本人横綱の不在に対する大相撲協会のあせりと見ることができるでしょう。

その結果、どうなったのかは皆さんよくご存知のこと。
昇進はもちろん大切なのですが、そのためには相撲界を背負って立てる器になってからでも遅くはないはず。押し一本で型にはまると強いけれど、はまらなければもろいという現在のスタイルに、もっとバリエーションが加わってからでも十分でしょう。
もちろん地位が人を成長させるということもありますが、もっと時間をかければ良いのではないでしょうか。

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アントニオ犬助
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みんなに嫌われるジジイを目指して、日々精進中!!
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