体操が東京五輪の切符をつかむ!その他注目競技の五輪切符獲得までの道のりとは?
- 2018/11/16
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体操男子団体が五輪出場決定!
10月に行われた、体操の世界選手権。
この大会は東京オリンピックの予選も兼ねており、見事三位に入賞した日本男子団体は五輪への切符を手にしました。
開催国枠以外で五輪出場を決めたのは、全競技を通じて一番乗りとなります。
それでは、他の競技の日本の五輪出場条件はどうなっているのか。
ピックアップして、ご紹介したいと思います。
体操女子団体
世界選手権では6位に終わり、出場を決めた男子とは明暗分かれてしまった女子団体。
しかし、これで五輪への道が途絶えてしまったわけではありません。
2019年の世界選手権で上位9チーム(すでに出場を決めた3チームを除く)に入ることが出来れば、東京五輪に出場することができます。
つまり来年も同じ順位になれれば出場出来るわけですから、まだまだチャンスは残されています。
もちろん選手は今年と同じ6位や五輪出場圏内となる9位ではなく、優勝を狙っていることでしょう。
ゴルフ
ゴルフの出場選手は男女各60名。
男子は2020年6月22日・女子は同29日時点で、オリンピックゴルフランキングの60位以内に入っていることが条件となります。
これだけならシンプルでわかりやすいのですがり1ヶ国の上限は2人まで(ただしワールドランキング15位までの選手がいる国は4人まで)、5大陸で最低1人ずつは出場枠を確保といった制約も存在しています。
そのため、上位60位以内に入っているからと言って出場が保証されているわけではありません。
また日本は開催国のため、上位60位以内に日本人選手がいなかった場合は男女共に1枠ずつ与えられることになります。
男子バスケットボール
男女各12チームが五輪に出場するバスケットボール。
女子バスケに関してはすでに開催国枠での出場が決まっている日本ですが、男子に関してはいまだ未定となっています。
その理由としては日本の世界ランキングが低いこと、また日本バスケットボール協会(JBA)と国際バスケットボール連盟(FIBA)の関係が良好ではなかったことが挙げられます。
12月にFIBAによる日本に開催国枠を与える審議が行われますが、アジア予選でオーストラリアやイランから金星を挙げたことが評価されるかどうか。
もし与えられなかった場合は2019年ワールドカップの大陸最上位、もしくは2020年の世界最終予選を突破する必要があります。
スポーツクライミング
東京オリンピックで初登場となる、スポーツクライミング。
「スピード」「ボルダリング」「リード」からなる競技で、道具を使わずに壁を上ったりその速さを競ったりします。
出場選手は男女各20名で、日本は開催国枠として男女1名ずつが確保されています。
国ごとの最大出場枠は男女各2名までとなっており、2019年に開催される世界選手権で上位に入った選手や特別大会の結果などにより選出されます。
2020年7月24日
野球やサッカーなど、すでに開催国枠での出場が決まっている競技も多い日本。
ただ個人競技の場合は枠が与えられていてもそれを巡っての競争がありますし、男子バスケットボールのように団体競技でもいまだ決定していない競技もあります。
参加選手の全てが決まるのはまだまだ先、むしろこれからが本格化していきます。
せっかく日本でオリンピックが開催されるわけですから、こうした出場枠を賭けての争いも予習がてらに楽しんでみてはいかがでしょうか。
そうすればより気持ちが高まった状態でその日を迎えることが出来ますし、またこれまで馴染みが無かった競技のことも好きになるかもしれません。
開催日は、2020年7月24日。
記念すべき日は、着実に近づいています。