勝ち組はどこ?10年前のドラフトをチェック!(セリーグ編)
- 2018/10/25
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10年経ってどうなった?
毎年テレビ中継も行われている、プロ野球ドラフト会議。
人気選手は競合することも多く、くじの結果により一喜一憂する様子が映されています。
しかし外れ一位で指名された選手の方が活躍することは珍しくはなく、また下位指名の選手からスターが出てくることも有ります。
そのため、ドラフトの本当の結果は5年10年経たないとわからないとも言われています。
それではその10年前、2008年のドラフトで指名された選手はその後どうなったのか?
まずはセリーグから、ご紹介したいと思います。
読売ジャイアンツ
1位 大田泰示(現役)
2位 宮本武文
3位 齋藤圭祐
4位 橋本到
5位 笠原将生
6位 仲澤広基
育成
1位 杉山晃紀
2位 尾藤竜一
3位 山本和作
4位 福元淳史
この年の巨人は右のスラッガー・大田泰示選手を一位指名。
ソフトバンクとの競合の末、巨人がくじを引き当てることになります。
しかし大田選手は巨人では活躍をすることが出来ず、日本ハムにトレード。
その日本ハムで、才能を開花させることになりました。
4位の橋本到選手は守備固めなど、主にベンチ要員として活躍。
阪神タイガース
1位 蕭一傑
2位 柴田講平
3位 上本博紀(現役)
4位 西村憲
育成
1位 野原祐也
2位 吉岡興志
3位 藤井宏政
1位の蕭一傑選手は即戦力投手として期待されたものの、未勝利でNPBを去ることになります。
3位上本博紀選手は当時から天才と言われていた選手。
打撃や走塁のセンスを活かしてキャリアを積み重ね、今年FA権を取得しています。
4位の西村憲選手は2010年に65試合に登板も、この年がピークとなり引退しています。
中日ドラゴンズ
1位 野本圭
2位 伊藤準規(現役)
3位 岩崎恭平
4位 高島祥平
5位 岩田慎司
6位 小熊凌祐(現役)
7位 井藤真吾
育成
1位 加藤聡
2位 小林高也
1位の野本選手は楽天との競合の末に獲得した選手。
成績的には伸び悩んだ所もありますが、10年間現役を続け今年9月には引退試合も開かれました。
また2位伊藤準規選手は2017年、小熊凌祐選手は2016年と近年にキャリアハイを記録。
高卒入団のため年齢もまだ20代となっており、ここから伸びる可能性もあります。
広島東洋カープ
1位 岩本貴裕(現役)
2位 中田廉(現役)
3位 小松剛
4位 申成鉉
育成
1位 松田翔太
1位の岩本選手は左のスラッガー。
2010年に61試合で14本塁打を記録しましたが、その後は伸び悩んでいます。
中田廉選手は主にリリーフとしてここまで200試合以上に登板。
2017年はチームの二連覇に大きく貢献しました。
東京ヤクルトスワローズ
1位 赤川克紀
2位 八木亮祐
3位 中村悠平(現役)
4位 日高亮
5位 新田玄気
育成
1位 ラファエル・フェルナンデス
2位 塚本浩二
1位の赤川選手、2位の八木選手は一時期先発投手として活躍。
また3位の中村選手は正捕手に成長し、2015年の優勝に大きく貢献。
GG賞やベストナインを獲得しています。
4位の日高選手は2012年に66試合に登板も、2013年から引退するまでの3年間は計4試合の登板に留まっています。
横浜ベイスターズ
1位 松本啓二朗
2位 藤江均
3位 山崎憲晴(現役)
4位 細山田武史
5位 小杉陽太
1位の松本啓二朗選手は主力になることは出来ませんでしたが、現役を9年間続けています。
藤江均選手はリリーフとして活躍した選手。
山崎憲晴選手はユーティリティープレーヤー。
2017年に戦力外となり、現在は阪神でプレーをしています。
「勝ち組」は・・・
このように、セリーグでは全体的に不作となっている2008年。
投手・野手ともに、主力に成長した選手が少ない印象を受けます。
勝ち組を挙げるとするならば、正捕手を獲得したヤクルトになるのではないでしょうか。