スポーツ好きであればこそ、スポーツに興味の無い人の話も聞いてみよう

  • 2018/09/06
  • ライフスタイル・娯楽
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スポーツを第三者的に見てみよう

スポーツを第三者的に見てみよう

相撲界に始まりレスリング、フットボール、ボクシング、バスケット、体操と相次ぐスポーツ界の不祥事にさすがにスポーツ好きであっても見方を変えてしまいがちでしょう。
元々スポーツに興味の無かった人たちは、「だからスポーツ関係者なんてこんなものよ」と鼻で笑っているかもしれません。
長引く不祥事の連鎖に、また新たにスポーツ嫌いの強力な理由が増えたのは確かなことです。
それもたまたま起こったことではなく、長年に渡る慣習であったのもはっきりしているからです。
これを機会にそもそも本来からあるスポーツ嫌いの理由から整理してみる価値も出て来たように感じましたので、スポーツ嫌いの人の話をピックアップしてみました。
単にスポーツは総じて苦手だったからと言うのもあるでしょうが、そんな当たり前の理由ではなくもっといろいろな話があるかと思えます。
これらを客観的な目線で見つめることで、より正しくスポーツ界を眺めていられるのではないでしょうか。

 

スポーツに興味の無い理由

スポーツに興味の無い理由

・スポーツ好きな人の柄の悪さ
確かに紳士のスポーツと呼ばれるスポーツはいくつもあります。
しかし実際のところ、身近にいる体育会系の人たちの雑な素行、野蛮な振る舞いにはうんざりしているのです。
この点は、最近のニュースを見ても全く同意せざるを得ません。
今時、有り得ないような上下関係の存在も露わになって、とても現代社会の文化とは思えません。

・勝負に異常にこだわる価値観
ひいきのチームが勝てば喜んでいるのはとても幸せそうですが、逆に負けると不幸のどん底のようにも見えます。
そんなに一喜一憂して自分に何のメリットがあるのか、皆目見当も付かないのです。
サッカーの熱心なサポーターはわざわざアウェイの地まで出かけてしっかり負けて帰ることもあるのに、それでも追いかける価値は見い出せないのです。

・テレビ中継の弊害
テレビでスポーツ試合の放送してくれるおかげで、本来見られるはずの番組が中止されるのです。
特に一昔前はプロ野球の試合で見たいテレビ番組が頻繁に見られなかったものですので、中年世代に野球嫌いが意外に多かったりもします。
最近ではサッカーの「絶対、負けられない試合がある」とかで無理やり煽って視聴率を上げようとするのが、うざったくも感じるものです。
また、総じて昔より中継するスポーツ大会が増えているようです。
それはもちろん、メリットもあってのことでしょう。
しかし、これまで見る機会も無かったアジア大会での割とマイナースポーツまで中継されているのには、スポーツ好きの人でも驚きがあってもおかしくもありません。

・スポーツ偏重社会への疑問
以前からそうですが2020東京オリンピックを前に出場する可能性は全く無かろうが、スポーツに取り組んでいる人はどこか尊敬されているような風潮もあります。
別にスポーツでなくても書道や美術やアニメでも好きなことに集中していても良さそうですが、どこか軽く見られているような空気も感じるのです。
文化系の人に対する上から目線的なところは、何が嬉しいのか理解しづらいものです。
人を見下すような人は、逆に見下したくなるのが人の常なのです。

 

人の話は聞いてみる価値がある

人の話は聞いてみる価値がある

以上、並べてみるとスポーツ好きであっても少なからず同調したくなる意見も多々あるのではないでしょうか。
意見の違う人でも共通点を探してみれば、お互いわかり合えると言うのもこんなところで発見できるのです。
思い込み的にのめり込んでただスポーツが癖になっているだけで関心を持っているようであれば、それは時間と労力を無駄にしているだけなのかもしれないのです。
自分とは違う人の考えを一歩引いて聞いてみてもう一人の自分に冷静に考えさせてみると、また新たな楽しみに包まれる機会となる可能性は常に開けているのです。

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