ゆるスポーツの進撃は止まらない?

  • 2018/08/26
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スピードリフティング

これってスポーツなの?と思うような競技から、結構ハードな競技まで、ゆるく楽しむゆるスポーツ。世界ゆるスポーツ協会が普及を促進するゆるスポーツには、多種多様な競技が存在しています。

その中から、今回はスピードリフティングをご紹介します。東京2020オリンピックまで2年となった現在、思い浮かぶのはウエイトリフティングかもしれません。スピードリフティングとは、まさにウエイトリフティングをゆるく進化させたスポーツ競技なのです。

スピードリフティング
ちなみに、グーグル先生でスピードリフティングを検索すると、ゆるスポーツの他に出てくるページに、サッカーボールのリフティングを高速で行うものがあります。まったく関係ないですが、あれはあれで面白いかもしれません。

さて、ゆるスポーツのスピードリフティングですが、ウエイトリフティングと大きく異なるのが、実施する人数です。ウエイトリフティングでは、当然ですが1人で試技を行います。しかし、スピードリフティングは集団で行う競技です。

基本的には5人でチームを構成し、専用のバーベルを上げ下げする回数を競うのがスピードリフティングです。といっても、バーベルの持ち手の部分は一本でできているわけではありません。メンバーが持つ棒は隣の棒と磁石でつながります。このつながった状態をキープしたまま、バーベルを持ち上げてウエイトリフティングでいうところの静止動作を決めます。

つまり、挙げる重さを競うのではなく、いかにみんながタイミングを合わせて棒をつなげたままポーズを取れるかという競技なのです。規定時間でスピード感たっぷりに、そのポーズを決めた回数が多いチームが勝利を手にします。

こういう競技ですから、バーベルは軽いものです。老若男女みんなで楽しめるのがゆるスポーツですので、あまりに苦しい環境は用意されません。また、必ずしも5人で行う必要はなく、うまくできるかどうかは別にして、7人編成でも8人編成でも可能です。

スピードリフティングは集団で行う競技

 

究極の陸上短距離100cm走

ちょっと運動不足だけど、外でスポーツをするのは嫌だ。というオヤジに人気のアイテムにウォーキングマシーンがあります。その昔にはルームランナーという商品が大ヒットしたものです。

ウォーキングマシーンのよいところは、その場でできる点です。100メートルでも1キロでも、実際の長さは必要ありません。自宅のその場所だけで完結します。

陸上競技でそんなお手軽な競技があればよいのに。と思うオヤジのために考案されたかどうかはわかりませんが、その場でできる短距離種目に100cm走があります。

100メートル走ではありません。100センチ走です。つまり、1メートル走ですね。

100cm走では、スタートからゴールまでを表示したコースの上を、可能な限り時間をかけて走ります。

数あるゆるスポーツの競技種目の中でも、結構ハードなのが100cm走だといえそうです。なにしろ、たった100センチのコースを誰よりも遅く「走る」ことを求められるのです。考えただけでも疲れそう。

あくまでも競争ですから、走っていないといけません。時間をかければよいからといって、立ち止まっていたのではレースにならないため、厳格なルールが定められています。

究極の陸上短距離100cm走
まず、両足が接地していると駄目です。片足を上げて動いていることが前提となっており、しかも、上げている足は接地している足よりも前にあることが必要という厳しさ。これだけでも体力を消耗することは間違いないでしょう。

ウォーキングマシーンに飽きたオヤジは、100cm走にチャレンジしてみるのもよいのではないでしょうか。家族一緒にレースをしてもOKですし、1人でもやれないことはありません。

今回ご紹介したスピードリフティングと100cm走。大勢いるときはスピードリフティングを楽しみ、少ない人数なら100cm走でトレーニングという使い分けもできそうです。

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